彼岸入り

連休が多いと「何の日」で祝日なのか分からなくなりますが、逆に何の日か分かって「利用」している人も少ないと思います。敬老の日とお彼岸が近いのも、意味があるのか、ですが、彼岸が近づいた者を敬うことは大切なことです。(・・・少々トゲがあるか
彼岸とは云ったものです。あの世はまさに「対岸の如く」近いもので、「河を渡るくらい」の違いしかありません。亡くなっても「無くなる」訳ではなく、対岸の異次元へ異動するだけです。しばらくの間浮遊した後、また「誰か」となってこの世に生きることになるのです。(心理を悟ることが出来るまで「生かされ」続けます)この世は修行の場であり、必要量を習得するまで幾度となくこれを繰り返すことになります。(簡単には行けないのです。
ヒンドゥーの世界では、この何度も繰り返す苦しい娑婆を少しでも早く卒業したいと望み、ヴァラナシで荼毘にふされ、その灰をガンジス河へ流されることを望むのです。(母なるガンガーに帰ることが出来れば、輪廻転生を終えることが出来ると信じられています。
(・・・勉強不足の僕はまだまだあの世には行けそうにありませんね。