2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

trick & treat

僕は生まれた時から小さな箱に押し込められていた 誰も僕の意見など聞いてくれない いつも学校ではどう考えるべきか教えられる みんなそれぞれ違うことを言っても 奴らの考え方が正しいのだと思い込まされてしまう 奴らは止めどなく喋りつづけるんだ そのう…

良い建物は10,000分の1

矢田洋の理論 良い建物ができる確率を算出してみる。 建築主には A、良い建築主 B、ガンコな建築主 C、無知な建築主 がいる。 建築家(設計者)には a、良い建築家 b、イイカゲンな建築家 c、無能な建築家 がいる。 施工者には イ、良い施工者 ロ、ズルイ施…

引き続きシャンボール城

フランス・ロワール地方にある古城。 フランス王フランソワ一世により1519年からドミニコ・ダ・コルトナの原案で建設が始まったもので中世の城郭建築のようだが、単純な幾何学図形を駆使した左右対称の平面や、垂直性と水平性をバランスよく構成したファサー…

栄螺堂(さざえどう)

福島県会津若松市。白虎隊自刃の地として知られる飯盛山の中腹に建つ「三重塔のような」建物がある。正式名は旧正宗寺円通三匝堂(きゅうしょうそうじえんつうさんそうどう)。1796年(寛政8)僧郁堂が考案、宮大工山岸善右衛門道重が建造したもので、高さ16…

太陽電池パネル

いよいよ来月から売電価格が値上がりする予定だ。1kw当り20円台から48円になるらしい。太陽電池パネルを設置されている方には朗報だ。ってことはこれがない方には訃報となる。なぜなら電力会社は買い取り価格を上げる分のコストを「電気料金」によってまか…

山梨で家づくり

小さな家に住もう 山梨で家をつくる場合、比較的土地が安いことや、親などからの贈与を受けたりと割合広い土地が手に入ることもあって、都心部に比べて元より「大きめの家」を夢に描きやすいというところがあると思います。ところが今、現実的な建設コストを…

二重螺旋階段

このブログは「階段好き」(または階段萌え)という風変わりな性癖(失礼)の輩が書いている日記だ。 これまでの日記で階段に関するタイトルを列記してみると 8月21日、二重螺旋階段 8月26日、「桜闇」を二年前に読んだあなた!(ハノイの国旗掲揚塔のリポー…

「洋風の家」

今日はまた県外の現場視察です。経費節減のため土日にしています。(高速1,000円) 建て方から20日目。焼き斑(むら)のある瓦も葺かれ洋館らしくなってきました。確認内容は構造材の接合金物や取付け方法などを主に、大工工事の「納め方の雰囲気」をさぐる…

健康診断

所轄行政による健康チェックが行われた。胸部レントゲン、胃がん検診(バリウム)、大腸がん検診(後日検体の提出)、尿検査に血圧チェック、身体測定(身長172.2cm、腹囲67.5cm、体重54.6kg、体脂肪10.9%、体年齢23、BMI18.4、基礎代謝1422kcal、骨格筋率3…

続法隆寺

明治17年、一人の見知らぬ外国人(フェノロサ)が政府からの公文を持って突然法隆寺を訪れた。よりによって千二百年もの長い間秘仏となっていた夢殿の厨子(救世観音を安置した箱)を開けようというのだ。じつはこの厨子を開けると崇りにより天変地異が起こ…

水曜日の教会

教会の英会話教室。といっても皆さんが想像する「教会」建築ではない。ただの地区公民館のような集会施設である。施設名を「ワード(病棟?)」といって支所という事らしい。以前もこの施設が表立って教名を名乗らないと言ったが、実際建物には一切名称など…

法隆寺

過去この寺ほど物議を呼んだ施設はないのではなかろうか。まず設計者は当然の事、建設年が不詳である。これほどの大建築がいつ造られたか分からないというのは、いったいどういう事なのか?この建設時期を巡っては過去より、散散たる再建、非再建論争を繰り…

拝啓 山梨の設計事務所様 

先日は突然おじゃまさせて頂き失礼いたしました。 じつは私共の研究所も貴社と同業者ではあるのです。主な業務ではありませんが、一級建築士事務所の登録(管理建築士は私)もしています。専門はアジア圏の近代建築(古代遺跡を含む)の調査・研究であります…

卓上庭球!

昨夜は卓球で汗を流した。球技会の成績不調のあおりで「即」鍛え直したくなっていたのだ。練習したからどうという訳ではないが、身体が要求するのである。(ある意味おたく?)そもそも研究室の打合せテーブルを移動し、ミニ卓球台を据え付けてしまったとこ…

同じ棟の建築事務所

一週間前サイトをオープンした「ご近所」の設計事務所を訪問してみた。どこの設計事務所も似通っているのは「本」が多いことである。壁面を埋め尽くしている本は全て建築雑誌や建築専門書である。壁の「インテリア」に見えるが読んでいるのかしら?(失礼)…

一日先生

今日は他校(作業療法学科)への二度目の出張(アシスタントですが)でした。今日は講義というより実習で、車椅子の移動範囲やスロープの勾配計測、階段の寸法計測と高齢者負荷をかけての昇降、片麻痺状態でのトイレ体験など校内の施設を利用しながらの講習…

ピクサスix5000

以前より不調であった研究室のプリンターだが、同等のモデルを新たに導入することになった。カラー機器であるので出力のほとんどは色分けの必要な書類や画像などの添付書類が主である。論文や調査書類、学生への配布資料などは通常モノクロ出力のコピー機に…

用途地域をお調べのお客様へ

お客様の敷地は第一種住居地域です。以下に制限等を列記します。 建ぺい率は60%、容積率は200%です。 高さ制限(絶対高さは20mです)は道路斜線と隣地斜線があります。 厳しいのは道路斜線で前面道路幅×1.25となりますので仮に道路幅が5mとすると道路境…

マティウスの塔

名階段散歩 サグラダ・ファミリアの「誕生の門」に付属する4本の塔の一つ。この塔の階段だが一周12段の螺旋階段で、蹴上げが20cm、踏み面中央で35cm程。手摺りはなく(狭いので必要ない)段板と側桁(壁)のみで積み上げられた中心軸のない(下が覗ける)蛇…

球技大会

休稿(文字数削減)

インド日記あとがき

一度インドへ行くと、「こんなところは二度と行くか!」というタイプと、「すぐにまた行きたい」とハマるタイプにはっきりと分かれるらしい。 以前からこの話は耳にしていたので、実際のところはどうなのかということも今回の旅への行動の原点にもなっていた…

インド日記脱稿

8月22日から掲載した「僕もインドへ行ってみた」も本日10月10日分をもって了となりました。折りしも今日は旧暦8月22日にあたり、偶然というか奇遇にも始まりも終わりも同じ日付となったわけです。内容はただ9日間の旅でしたが、日記は50日を数えずいぶん長い…

足場が架かる

一昨年の雪害で(それ以前からの原因も多分にあるが・・・、)痛んだ自宅の雨樋を取り替えることになり、今日から足場が架かった。周りから見れば、外装のリニューアル工事(外壁塗装)かと思うだろうが、ただ樋を新しくするだけだ。終わってみれば何をした…

台風本番

だが、空が厚い灰色の雲に覆われているくらいで雨も風も少ない。肩透かしと言っては失礼だが、それともARASHIの前の静けさなのか?それとも目の中?(なわけない)学校も休み、鉄道も止まってる、街も空いてる。たまに陽射しもある。やけに静かなのが反って…

毎日雨だね

台風が近づいているらしいがまだこの辺りはただの冷たい雨だ。 住まいの火災保険には風害、雪害特約がついており、台風などで住宅の一部が破損した場合(20万円以上の損害)は2年以内の申告なら保険で修繕ができる。しかも見舞い金まで頂ける。みなさん保険…

マイ・ウェイ

奴らに追いたてられ壁際までやって来た。でも分かるだろ決して負けたりするもんか、世界は俺を這いつくばらせようとする。でも絶対に止まってやるもんか、弱音なんて上げやしない。なぜなら戦いが終わればそこには「誇り」が残るからなのさ。 俺はしゃべりた…

モックアップ

原寸大の模型というか、現場での試作品みたいなもの。 図面では理解しずらい納まりを実際に原寸大で作ってみること。棟梁が「破風(ハフ)ケラバ〔妻側〕の幕板」と「鼻隠し(ハナカクシ)軒先〔平側〕の幕板」の取り合い納まりの見本を作ってくれていた。(…

本日上棟式

「上棟式」とは新しい家への祝福とともに、職人たちへの労いと今後の工事の無事完成を祈願する儀式です。建前、棟上げ式ともいいます。本来は神主を招いて行う儀式でしたが、現在では棟梁が代理として執り行うのが一般的になっています。今日は大安で「おさ…

サンピエトロのスカラ・レジア

名階段散歩 カトリックの総本山、ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂はあまりにも有名であるが、その側廊部分に「スカラ・レジア」と呼ばれる美しい階段室がある。緩やかな勾配で昇るトンネル状の列柱のある階段で重厚さと要塞感はもうし分ない。薄暗い中に写真…

雨、

そろそろ現場が上棟を迎える頃だが、雨続きだと式の日程に狂いが出るかもしれない。週末でないと高速安くないんだよな〜。屋根が出来るまでは雨が続くと基礎に水が溜まって余計な作業(排水)も増えるし、基礎や土台が汚れるし、いいことはない。土台の上の…