山梨で家づくり

小さな家に住もう

山梨で家をつくる場合、比較的土地が安いことや、親などからの贈与を受けたりと割合広い土地が手に入ることもあって、都心部に比べて元より「大きめの家」を夢に描きやすいというところがあると思います。ところが今、現実的な建設コストを考えると「40坪(≒132平米)の家」を建て難い世の中です。「うっかりすると三千万に手が届いてしまう」からです。もちろんガレージ仕様の「ローコスト」で40坪以上の家をつくることは好みの問題ですが、もう少し小さな家を描いてみてはどうでしょうか?二千万程で出来る30坪未満くらいの家です。(F☆☆☆☆)
住まいとは床面積だけで広さが決まる訳ではありませんし、広い空間が快適であるとは限りません。環境を考慮しても小さいほうがエコですし、不必要に大きいとモノがあふれるだけで、結局残りの空間で暮らすことになります。人間は元より箱のサイズに合わせカスタマイズした生活が出来る生き物です。(That's right!)
小さな家は同じ強度の材料でつくれば当然「強い」ですし、その他、清掃もしやすく、メンテナンスの面積も「小さい」、エネルギーのランニングコストも「小さい」など、小さいということは良いことが「大きい」のです。唯一のデメリットといえば、小さい中に快適さを表現する大きな「デザイン力」を必要とすることかも知れません。「☆☆☆設計者」に依頼する必要があります。私の知り合いで9坪ハウスから設計している事務所があります。サイトも「山梨で家づくり その前に」という少々活字の多い内容ですが (http://www.fruits.jp/~iezukuri)この「小さな」設計事務所オススメです。  投稿者:桜井研究室の学生