太陽電池パネル

いよいよ来月から売電価格が値上がりする予定だ。1kw当り20円台から48円になるらしい。太陽電池パネルを設置されている方には朗報だ。ってことはこれがない方には訃報となる。なぜなら電力会社は買い取り価格を上げる分のコストを「電気料金」によってまかなうからである。「値上げ」である。(・・・、)
この太陽光発電システム、まだまだ「高嶺の花」だが、地球温暖化防止には各自が設置して行かないと目標達成(Co2削減)には程遠い道のりである。一般にソーラーシステムなんて呼ぶ方も多いが、実は英語では「太陽系」のことである。太陽電池なら「ソーラーバッテリー」、太陽光発電なら「フォトヴォルテイックパワージェネレーション」というらしい。(・・・、難
設置費用はまだまだ250〜300万円程かかるし、国の補助もkw当り7万円と少ない。国、県(既存住宅を対象に金融機関からの融資を受けて設置した家庭を対象に10万円を限度に補助)、市町村の補助を全て使っても3.5kw設置の場合でも最大45万円程度である。結局200万円以上はかかる商品なのです。
推定発電量はだいたい1kw当り1年間で1,000kwhなので3.5kwのパネル設置で年間≒3,500kwhとなります。よって発電した電気を「全て」売電したとすると3,500×48円=168,000円となります。すると205万円で設置出来たとしても205÷16.8=14.8年となり償却に15年程かかります。しかし実際には「全て」売電は出来ませんので20年程はかかる計算になります。(効率を考えると4kw以上が推奨されます)一方太陽電池パネルは駆動部分がないので消耗品はありません、表面も強化ガラスで保護されているので耐用年数は20年以上とされていますのでなんとか償却までは十分持ちそうです。(ほっ
何れにしてもまだまだ「環境のために良い事をしているという自己満足」的な商品という感じは否めない。全く持って消費電力の「小さな」器具を使って「電気は買う」ほうが安い時代は続くようである。
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(しかし国家目標であるので高い買い物をしてでも「環境対策」は参加すべきなのだが・・・、