2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

河田様・中崎様へ

11月9日午前9時頃(現地時間)、アンコール・ワットで日本人にお会いしませんでしたか?というより、流暢な日本語を話すカンボジア人ガイドに声を掛けられたことと思います。 翌日の「天空の城」はいかがでしたか?(「人たらし」ガイドの手際が気になりまし…

「トランク」のない旅

「バックパッカー」とはもちろん背中に背負うザック(パック)一つで旅をする者のことだが、「簡素な姿」という意味合いもありそうである。しかし、「欧米人」ときたら全くこれに当てはまらないのだ。「行商のおばあさん」の如く、子供が一人入っているのか…

「未携帯」のない旅

ホーチミン〜プノンペン〜シェムリアップ。どこのバスに乗っても「着信音」が聞こえてくる。(・・・。)「ツアーバス」ではないため、「マナー」は存在しない。全く都会の通勤電車と変わらないのだ。 「旅」の条件として「シャバ」から離れることを期待し、…

電気がない(2)

その後、リーさん(ガイド)の家の田んぼ(地平線まで続くかと思えるほど広大)や、稲作のために働くウシ(あちこち糞だらけだが子供は裸足)、家畜のブタ、ニワトリなど、「家族」を見せて頂いた。(僕が移動するたびに子供たちがニコニコついてくる。たま…

電気がない(1)

現地で捕まった日本語ガイドから「ワタシノフルサトエキマセンカ」と誘われ、「ウルルン気分」で体験することになった。 舗装されていない埃まみれ(赤土)の道を1時間程走ると、見渡す限りの田園地帯。さらに田んぼのあぜ道を時速0kmでデコボコ進むと、コ…

没後40年

三島由紀夫が自決してからちょうど40年になる。 大正末年生まれ、存命なら85歳、正統的な軍事力による日本の防衛を謳い、真の日本人であった彼には、今の日本の姿はなんとも醜いものであろう。 「憂国」や「奔馬(豊饒の海)」など、一連の作品を読めば彼の…

ロートレックの誕生日

19世紀末のパリ社交界を風刺したポスターと云えば・・・。 少年時代の怪我で下半身の成長が止まった不具なグラフィック・アーティスト。 「アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック」アル中のため36才の若さで亡くなるが、パリが最も華やかな時代に生きてい…

だいたい500ml

旅先では、水分補給に「ペットボトルの水」を買うことが多いと思う。外国のペットボトルは「薄くて破損しやすい」ことから「歩き方」の投稿者アドバイスにも「日本のペットボトルを持参して中身を入れ替えるのも手」なんてのもある。(実際、アクエリアスを…

「歩き方」も宛てにならない

雨の中、「翌日のプノンペン行きのチケット」を買うために「地球の歩き方'09~'10ベトナムP60ブイビエン通り・デタム通り」の地図を見ながら(濡れてヨレヨレ)、ファングーラオ通りを歩いていた。目指すは「カンボジア行きバス」と書かれた「サイゴン・パッ…

だから彼らは嫌われる?

その「500人食堂」での出来事。 ブン(ヌードルスープ)を一つずつ茹でてくれるシェフの前に列が出来ていた。当然最後尾に並ぶ訳だが、順番が進み、僕の前が3人程になった頃、ちょっと脇見をしていた。ふと気づくと僕の左前に、「中国人のおっさん」が増えて…

500人食堂

シェムリアップの中心街、王様の別荘から程近く、有名な高級ホテル「ラ・レジデンスダンコール」の向かいに、「アンコール・モンディアル」という大型のレストランがある。いかにもな「アジアン・リゾート感」たっぷりのバフェスタイルで、500席を有している…

日本語ガイドの押し

ゲストハウスを紹介してくれたガイド(もちろんタダではないので宿泊費は「上乗せ」だった)が、小休憩の後、エージェントと共にホテルにやってきた。 「明日の交渉をしましょう」 「コーショー(?)」、「なんの交渉だい」 「明日はどちらへ行きますか?」…

バックパッカーがいない

隣国とはいえ、「国境越えの長距離バス」に乗る輩は、「行商のような大きなザックを背負った欧米人」と思っていた。ところが45人乗りの大型バスの乗客のほとんどは「現地人(ヴェトナム人)」であった。(・・・。)せっかく片言EIKAIWAでもしようと意気込ん…

天空の城

「天空の城って知ってますか?」 「ラピュタのこと?ジブリ映画の」 「そうです。そのラピュタです。宮崎駿さんが天空の城のモデルにした遺跡があります」(シェムリアップで捕まった日本語ガイドの言葉) 「日本のお客様がシェムリアップで一番喜ぶところが…

サイゴンの洪水

路線バスに乗ってしばらくすると雨が降ってきた。しょせんスコールと高をくくっていたが、ベンタイン市場に着く頃にはどしゃ降りになった。(・・・。)雨季は明けたはずなのでは?(折り畳み傘は持っていたが、役に立ちそうもない) バスから降りると、そこ…

一人旅ができない

ホーチミンからプノンペン(カンボジア)行きのバスに乗ったのはいいが、はたして、「プノンペンのどこ?」に着くのやら・・・、「着く位置」が分からなければ、そこから行きたいゲストハウスに歩く道順も・・・、 しかし、そんな心配は全く不要なのです。こ…

ただいま

「浮世」へ帰って来ました。(・・・使い方なんか違うような、、さすがに11月の気温ですね。寒っ、(高々1週間前の気温を忘れるな、、 取り急ぎ「任務の結果」ですが、「陸路越境」は完了しました。(・・・しかし、最も手軽なモックバイ〜バベット(ヴェト…

アウトシテミル

通信端末を所持せず1週間を過ごすことになりました。(高額時給はありません。 与えられた任務は、「陸路国境超え」です。行き先は自由、手配は全て任されています。(自己責任という訳です。)開始時刻は明日午前3時50分です。 (444日。 そしてブログは途…

フィレンツェの洪水

11月に入ってから天候は不順続きだった。降り続く雨で上流の谷沿いから流れ込む水量が増え、アルノ川の水位は警戒域に達していた。皆息を飲む思いで天候の回復を祈ったが、4日、ついに護岸の一部が決壊、濁流が町に流れ込んだ。旧市街のほとんどの地区を巻き…

今週のお題

この世はストレスだらけなので、「ストレスのときどうするか」では非常に忙しいことになる。なのでストレスというものをストレスと認識しないように「受け取る意識」を変えることが解消法と云えばそうである。(なのでどういう状態がストレスというものかの…

献血男子

以前勤めていた職場の所長が、ある奉仕団体(LCと略される)に所属していて、その活動の一環で「献血」を勧めていた関係で(半強制的に)ドナーとなって以来、年に三度(その団体が主催したものが主)程献血をするようになってしまいました。(最初のとき…

November

とうとう「年賀はがき発売の月」になってしまいました。(ポストマンたちは、9月から年賀はがきの申し込み用紙を撒かなければならないそうです。(世間では「新年」など全く頭にない時期ですがご苦労様なことです)時期的にも英名的(音的)にも好きな季節で…