「歩き方」も宛てにならない

雨の中、「翌日のプノンペン行きのチケット」を買うために「地球の歩き方'09~'10ベトナムP60ブイビエン通り・デタム通り」の地図を見ながら(濡れてヨレヨレ)、ファングーラオ通りを歩いていた。目指すは「カンボジア行きバス」と書かれた「サイゴンパッセンジャー・トランスポート・カンパニー」という旅行会社である。歩数と景色から「だいたいこの辺り」と見当をつけるが、見当たらない。不思議と見知らぬ街を歩くと「行き過ぎ」が多い。気づくと通りの終わりに近づいてしまった。(・・・、分からん)シャッターを下ろした店もあったが、まさか旅行社が休みとは思えない。・・・結局「人に聞く」ことに。
店先で暇そうにしていた女性に向かって(このような状況ではヴェトナム語など出てこない)「エクスキューズミー、ホエア・・イズ、サイゴンパッセンジャー・トランスポート・カンパニー?」、「・・・。」、再度「サイゴンパッセンジャー・カンパニー?」、「・・・。」(何を言ってるのか分からない様子。ダメか)・・・無理そうなので「ソーリー」と言い他を当たることに。(発音が悪いのか、英語が分からないのか、そもそも「そのような会社名」を知らないのか・・・。)少し道を戻り、マッサージ店の兄ちゃんが呼び込みをしていたので、「エクスキューズミー」(同じように聞いてみた)反応はたいして変わらなかったが、住所かなにかを見せろと言うので、「歩き方」の地図を提示し、通り名を確認してもらうと、「ニア・ヒア」と言い、(俺だって「この近く」ということは分かるよ)少し戻るよう指を指すので、従うと、南へ下る道(ドークアンダウ通りだった)との角になにやら「ツーリスト会社」のような・・・、「あった。」名前は「SAPACO Toulist」とある。(サパコツーリスト?)・・・サイゴンパッセンジャー・カンパニーだからサ・パ・コ(なるほど、)
ありました!目当てのバス会社です。(ほっ、
ちょっと!!「会社の場所」も違うし、「会社名」も違うじゃないか!(・・・しかし、こうでないと旅は面白くない。(お陰でデニムもバックパックもずぶ濡れ、、
(ガイドブックというのは、1年以上前のデータとなってしまうので「完全」ではないんですね。