2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雪が降ると・・

都会では決まってスリップや転倒事故がネタにされるが、屋根に降り積もる雪の姿を観察してみるのも良い。 釉の施された瓦屋根の場合、陽が射してくるとまもなく滑り落ちてしまいあまり美しくない。(排水性能は良い訳だが)瓦屋根はなんといってもいぶし銀の…

学校がらみを引いてみると・・

たまたま国語辞典をturn overしていたら・・ 学校の「校」という字には罪人の手や足にはめる手枷、足枷又は拘束する柵という意味があり、また生徒の「徒」には従者、罪人、召人、またこれらの者を服従させること、などとある。(・・・。)制服の「服」とな…

賽は投げられた

カエサルが自軍を率いてローマに進撃する際、ルビコン川を前に言い放った言葉だが、「吉と出るか凶と出るか分からぬが、賭け(戦い)は始まってしまった」のような場面で使われるようだ。既に投げてしまったからには止めることは出来ない。もはや進むしかな…

Fire me up!

とうとう手に入れることが出来ました!!!! ローマンホリデイのセカンドアルバム「Fire me up」。1984年の作品ですが、今だCD化されていません。では何を手に入れたかといいいますと、LPレコードをCD-Rに焼いたものをです。(そんなものが売りに出されてい…

ノミのある現場

最近の木造住宅の現場ではめっきり「大工仕事」を見かけなくなった。というのも変だが、構造材の加工はプレカットといってコンピューター制御による裁断機での工場生産がほとんどだ。したがって現場に納入される木材は既に「組み立て部品」として完成してい…

塗ることも得意です・・

【現場の好きな設計者】 どちらかと云えばヴィジュアル系(色ヌリが好きなタイプという意味でルックスのことではない)ですので、予算の厳しい物件では「塗装工事」を別途工事(建設費から除く)として、設計者が「負担(手間を提供)」しています。(・・材…

葉桜の季節に

君を想うということ。 叙述トリックなのでしょうか・・。(少々アンフェアな感もありますが)してやられました。ミステリというより冒険小説(悪に挑む正義の物語)というスタイルで、事件を直接体感できる趣きでしょうか。遡った時間を挟むことで「現在の姿…

最近、ハマっていることは・・

『つぶやくことにハマっていないこと』です。(このブログは何なんだって?(・・・、 いえいえブログは一方通行ですので・・。 たしかに「四六時中つながっていることは気持ち悪い」ことです。人のつながりはビジネスにつながるとは云うものの、自分をリア…

ROMAN HOLLIDAY

ローマン・ホリデイというなんとも甘い語感ネームを持つロック・バンドをご存じだろうか・・。とはいっても1980年代初頭(古、)に活躍した英国エセックス州ハーロウ出身のイケメングループだが、ひょんなことから耳にしてしまいました。「Sounds good!」パ…

グラフィックデザイン

というと・・文字、イラストレーション、写真、絵画などの構成要素を中心として、印刷技術を中心に複製・量産される「平面に表された」視覚的デザインの総称ですが、建築でもこの「グラフィック〜」は常に関わりが出てきます。エクステリア・インテリア区別…

思い出もなにも・・

巷の話では・・・。最近の学校は「学校に不要はものを持ってきてはいけない」という訳で、当然「チョコ」も不要物だ。当日は持ち物検査も辞さないらしい。(・・・。)ここでも「平等教育」なのか?もらえない人への配慮?なのか・・。いらぬ不祥事は元から…

京の夜

遅れた記事になりましたが、最終日の京都の過ごし方・・。 夜11時45分発のバスの時刻までどこで時間を潰せばよいのか・・。と悩むこともありません。確かに旅の疲れが出てきて今さら観光という元気はなかったのですが、計画していたことはありました。「バッ…

フィレンツェに泊まる。

今宵の宿は三ノ宮駅から程近い「モントレ神戸」です。 ここも「建築視察」としての選択ですが、このホテルまさに「イタリア」です。石畳の路地を入るとそこは中世の修道院を彷彿させる仄暗い空間と、少なからず空気の重さと湿気た香りを感じる重厚な壁に囲ま…

三宮へ・・

なぜか阪神の震災エリアを行ったり来たり・・。芦屋から三ノ宮へ戻り、「異人館街」をぶらついた後はスイーツで休憩。「アランカンパーニュ」でマロン・ショコラーデを頂き、街角を飾る大手ブランドショップの外装デザインを冷やかした後はまた一息。旧居留…

六甲と芦屋へ・・

阪急神戸線烏丸駅から再び西へ向かいました。今日は寺院を離れ現代建築視察です。六甲と云えばANDO建築「六甲の集合住宅」です。 六甲の集合住宅は神戸市灘区篠原北町、竹谷山の崖を背景に建つコンクリート建築で、1983年の「Ⅰ」を皮切りに次々と後方へ増殖…

ファーストキャビン

今宵の宿はカプセルホテルです。といっては申し訳ない空間で、コピーは「飛行機のファーストクラスをイメージさせたコンパクト・ホテル」なのです。 地下鉄烏丸線「四条駅5番出口(サイゼリアのある出口)」から出て直ぐの裏通りに(徒歩1分)タカノハスク…

東寺へ・・

お昼12時、光の教会を出て一人春日丘公園前バス停に戻る。まもなく先程まで一緒だった韓国の学生さんらも戻ってきた。彼らは時刻表を見るなり英語で話しかけてくる。(僕も外国人の一人なのでしょうか)「8分がありますね(・・たぶん)」、もちろん「外国人…

日曜礼拝に・・

3日目の日曜日は茨木市春日丘公園近くにある安藤忠雄氏設計の「光りの教会(日本キリスト教団茨木春日丘教会)」です。 ここを見学するには「日曜礼拝」が一番です。(アポなしでOK)9時50分頃までに阪急茨木市駅に着けば、巡回バスで10分程で春日丘公園です…

石庭の次は・・

龍安寺のもう一つの地は「つくばい」です。「吾唯足知(われただたるをしる)」禅の格言を図案化したもので、僕の一番好きな言葉であるゆえ、ここも一つの折り返し地点と位置づけていました。 午前も終わる頃鏡容池をゆっくりと周り、京の目的であったこの地…

京都へ・・

二日目の朝はホテルの朝食時から不慮の出会いが・・ 他に空席がたくさんあるのに、隣に腰を下ろしてきたのはいかにも旅慣れした高齢のマダムです。「外国の方ですか?」と声をかけるのが、ヨン様男性(自分で云うな)に近づく彼女流の手らしいのだが、次から…

その日の午後・・

法隆寺は他の寺院の伽藍と違い、五重塔と金堂がかなり計算されて配置された感があり、白砂利の敷かれた庭内に佇むその建築はなにかショー的な香りのするような「演出感」がありました。(この感覚は観光客の少ない今の機会であったからゆえなのかもしれませ…

ただいま・・。

「冬の京都は寒い」は想定していたのですが、停滞中の寒波も手伝って身も凍るような独り旅となりました。(・・・。 ダルホユーザーですので、「事後報告」でUPしてゆきましょう。 事の始まりは先月26日深夜25時、甲府駅発京都・大阪方面行きの高速バスに乗…