ただいま・・。

「冬の京都は寒い」は想定していたのですが、停滞中の寒波も手伝って身も凍るような独り旅となりました。(・・・。
ダルホユーザーですので、「事後報告」でUPしてゆきましょう。
事の始まりは先月26日深夜25時、甲府駅発京都・大阪方面行きの高速バスに乗車したことからです。翌27日朝6:45京都駅前に到着。初日の始まりです。
最初の「洗礼」は通勤ラッシュです。よくよく考えたら今日は平日、朝8時前の京都駅といえば通勤通学客でまさに東京のそれとなんら変わりません。それでも「奈良行き」なら(・・。)そんなに混まないだろうと・・は浅はかでした。うっかりしたら痴漢になりかねない程の周囲は女子高生の渦。(・・・、)身にまとわりつく程の満員電車でした。(喜べよって?(・・。)とはいえ2・3駅も停車すると「息づまり」は解消されましたが・・。(ほっ(・・終わりかよ。
奈良へ向かった目的は法隆寺です。法隆寺は修学旅行以来であり、建築に携わる者として「隠された十字架」や「法隆寺の謎を解く」を読後の目で見るのが主題ではありました。法隆寺へはゆっくり近づこうと駅からは歩いて・・・と意気込んでいたのですが、寒さとバックパックの荷で「腰を据えて」見ることが端から苦痛となっていました。(風も吹いてきた。(・・・。)
とはいえ厳寒期の法隆寺無人に近く、「見る」には好条件ではあったのですが・・。「とうせん坊」と云われた中門の柱も、身に余る大きさからくる現実が不自然さを一掃し、怨霊の封じ込めなどは全く見えてこないのがその時の感覚でした。(怨霊など居ずとも寒い!・・実際に太子を閉じ込めてある夢殿は公開時期ではなく(春と秋)、季節はずれの訪問は重ね重ね寒くなるばかりでした。
(初日の洗礼は旅につきものですね・・