2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

政権交代から

一年余り、未だにまとまりのない「ねじれ政権」だが、ここへ来て何をしているのでしょう。 議会の遅刻の理由が「ツイッター」であったのも「記憶に古い」が、すぐに飛びつく議員さんもすごい。(だれでしたっけ、 こういうものに「うとい」僕は、国内利用者…

トイレを極める

トイレはフツウ家の中では一番小さな部屋であろう。(・・・クローゼットの方が小さいって?・・・それは部屋ではないでしょう。もちろんバスルーム内に「サティス」や「ネオレスト」を置いているセレブリティーな人たちは別なのだが・・・、 ・・・フツウの…

休日

今日は「御手洗さん」の地元、「馬車道」のデザイン散策でした。田舎者には眩しすぎる世界ですが、以外と朝が遅い街なんですね。パークは夜が長いので、その分目覚めは悪いということでしょうか。 Jogしてるきれいなお姉さんもいます。田舎より絵になります…

黄昏ホテル

コスモクロックは5:11を表示している。 エアコンの吹き出し音のみの無音の室内とは裏腹に、外からはリポビタンDの販促キャンペーンの掛け声、「ファイトーイッパーツ」が150フィート上空まで繰り返し届いてくる。 世界はまだまだ夏休みの喧騒の中にあり、眼…

応急危険度判定士養成講習会

今日は講習会でした。 「応急危険度判定士」とは、大規模な地震が発生した際、直後、被災した建物が余震などに対し、引き続き安全に使用できるか否かを判定する技術者のことで、一般に「建築士」が担当することになっています。この判定士になるには、都道府…

概算見積もり

朝から「概算」です。概算とは字の如く概略に積算することで、ようは大雑把に見積もりをすることです。工事費はモノ(材料費)と人の手間(工費)の積み重ねだから、見積もりとは「見て」、「積む」ものなのである。(この材料費と手間を合わせたものを「材…

「シン・チャオ」

ヴェトナムの旅番組で、旅人が現地の人に声をかけるときに使う挨拶言葉で、人称関係及び時間に関係なく使える便利な言葉だが、実際には堅苦しい言い方らしい。フツウに使うなら「チャオ○○」(○○には人称代名詞が入る)年上っぽい男性には、「チャオ・アイン…

航空券検索

ホーチミンまでの往復チケットはいくらなのだろうか? 「格安航空券」で検索をかけてみる。・・・「格安航空券の最安値予約(www.travel.co.jp)が筆頭で出てくる。このサイトを開いてみると、「海外格安航空券 検索・比較」とあり、出発地や目的地、出発日…

モザイク

とくにイスラームの建築や芸術に多用されている「モザイク」だが、・・・(この個人を特定しない「放送禁止」ためのモザイク処理は、偶像崇拝を禁じたイスラームの「モノを神と特定しない」ための表現方法と意図を同じくしている。 モザイク芸術は、その気の…

「暑い」

猛暑と休日が重なるのは酷である。家ではエアコンを使わない主義なので・・・、 日頃から「衣替えいらない」とか、「旅の準備運動」などと触れている手前、この程度で「暑い」などとは云いません。(・・・、こんな日は静かに読書です。(よく解りませんが、…

be into

しからばロフトとは、「アトリエ」ということになる訳である。(昨日参照) と考えると、「インテリア」という分野は「何もない空間」に居住性や、装飾(生活には不要ともいえる味付を含む)を取り入れる行為、すなわち「ロフト・リビング」現象から言葉を変…

ロフト

「ロフト」というと今では中二階や、屋根裏部屋のような空間や、その「室名」を指すことが多いが、本来は「ロフト・リビング」といって、元々工場や作業場、倉庫といった居住用でない、「工業使用を目的に建設された建物を居住スペースとして利用する行為」…

休稿

ただ今留守にしております。メッセージのある方は、発信音は鳴りませんがコメント欄にお願い致します。

一年

二重螺旋階段とインド日記から始まったこの日記も、365日目を迎えた。 史実に、フィクションに、受け売りに、建築にまつわる小話と、僕の好きな名所、名画、その日の出来事など、日々思いついた歴史を綴ってきました。この一年物語りの中に入り込んでしまっ…

石切場

名階段散歩 バルセロナにガウディが設計した「カサ・ミラ」という集合住宅がある。下階にはショップやオフィスも入っていて、一種の複合ビルであるが。1909年に建ったこの建物は、地元の人から「ペドレラ」、つまり岩山とか石切場と呼ばれるほど奇妙な建築で…

どちらかというと

右寄りな方の好む歴史に偏っているように見受けられる「この日記」だが、著者はどのような境遇の人物なのか。 職業や趣味などはプロフィールに記載されている通りの香りがするが、特に「軍国色の強い」ダークな好みは、「姿」(写真は実像とは無関係と注意書…

昭和85年8月15日

八月十五日、水曜日。空は抜けるように青かった。(と云う)サイパン、グァム、硫黄島がアメリカの手に落ちて以来、一日も欠かさず聞こえていた警戒警報のサイレンも、今日ばかりはまだない。 静粛な中、セミの声だけが轟いていた。昨日午後九時、さらに今日…

お盆休み

休稿(残暑見舞い申上げます。

日本の住まい

日本の伝統的な住まいが、欧米や他の地域の住居の内部空間と違っているかについては、今さら繰り返すまでもないが、改めて挙げれば、「日本の家屋は開放的である」という点である。石やレンガや土を積んでつくった壁で囲まれた家ではなしに、木などの植物か…

相沢事件

昭和十年八月十二日、猛暑のことである。陸軍省軍務局長室で白昼凄惨な事件が起きた。 永田鉄山軍務局長が、福山連隊所属の相沢三郎中佐によって刺殺されたのである。これは以前より陸軍内でくすぶっていた、皇道派と統制派の確執の一つの頂点でもあった。永…

あかり

「あかり」には二つの意味があり、二つの字があります。「明かり」と「灯り」です。云うまでもなく、「明かり」は自然光(太陽光)のことで、「灯り」は「燈火」で焚いた灯り、すなわち照明のことです。そしてこの二つの「あかり」が建築や住まいの重要な要…

螺旋とねじ

日本語には「ねじこむ」という動詞があるが、これはいつごろから使われるようになったのであろうか。日本の伝統的な建築技術(材料の接合)には「ねじ」は発達しなかったところに特色があると云われるが、それからすればこの「ねじこむ」という表現が一般的…

女性心理と店づくり

今日はアオイが投稿します。 女性が好む雰囲気に「自分が自分以上にみなされる場所や事」があるようです。どんな女性も、背伸びができて「女友達に自慢できる体験」が好きなのではないでしょうか。かっこいい彼氏を友達に自慢したくなるのと似ています。特に…

ソ連参戦

昭和二十年八月八日、ソ連が対日宣戦を通告した。これはこの年の二月に、アメリカ、イギリス、ソ連の首脳がクリミア半島のヤルタで結んだ「ドイツ降伏後三ヶ月以内にソ連は対日参戦する」という密約によったもので、翌九日の未明からソ連は満州に兵を進めた…

あしながおじさん

建築家中村好文氏の「住宅読本」の中に、「住宅とは何か?」を考える上でのヒントとなる「よい記事」があります。ジュディ・アボットの「あしながおじさん」です。 17歳まで孤児院で育てられ、いわゆる普通の住宅の内部とそこで営まれる普通の家庭の暮らしを…

HIROSHIMA

午前1時45分、アメリカ第20航空軍第509混成部隊(日本爆撃隊)指揮官ポール・チベッツ大佐率いる原爆搭載機「エノラ・ゲイ」は、ひそかに南太平洋上にあるテニアン飛行場を日本へ向けて離陸した。 やがて先発の気象観測機から「広島の天候良好」との連絡が入…

インドへシフト

先進国企業がインドへの進出を加速している背景の一つに、中国に偏っていたアジア戦略を見直す気運が高まってきたことがあるようです。 これまで中国、特に沿岸部地域は、インフラがある程度整備されていた上、労働者の賃金が国際的にみて極めて低い水準にあ…

洋館の屋根裏

その「洋館」だが、、 洋館を特徴付けているのは、急勾配の屋根と屋根に取り付いた窓(ドーマー)の存在ではないだろうか。この「屋根窓」はヨーロッパの、特に北方の雨や雪の多い地域の要素であるが、もちろん外から見たときのエクステリアデザインの一つで…

アプローチ

アニメや映画などで見かける「お金持ちの家」は、入口の門を抜けてから森か林を思わせるような樹木の間をしばらく走り、やがて公園の広場のごとく広い所に「様式と化した邸宅」が現れる。というのが決まりである。このように門と館との間の距離は、たいてい…

裸足の領域

日本の住宅は戦後を境に国際的になって行き、今や建築やインテリア雑誌の写真の空間は「外国の家」と何ら変わりないように見える。しかし、そのような住宅でも図面をよく見ると、欧米の家にはなくて日本でしか見られない「つくり(納まり)」に出会うことに…