どちらかというと

右寄りな方の好む歴史に偏っているように見受けられる「この日記」だが、著者はどのような境遇の人物なのか。
職業や趣味などはプロフィールに記載されている通りの香りがするが、特に「軍国色の強い」ダークな好みは、「姿」(写真は実像とは無関係と注意書きがあるので不明だが)にそぐわない気がする。趣味がおおよその年齢と一致しないのだ。あくまでも「趣味の読書から得た好み」なのか・・・、
様々なデータはたしかに読書からの知識と思われるが、記事内容も「名は体を現した範囲」に集中していて、ある意味「そのままな人物像」を創り上げている、といえる。ただ「ブログ」としては何を発しているのかよく解らず、やはりただの日記なのか・・・。
「である」も「ですます調」も混ぜ合わせ、その日の気分で書かれていることは解る。ときにスタッフと思われる人物の投稿もあるが、これはフィクションであろう。そもそも「住んでいるところ」が「物語りの中」というところから「これ自身」がフィクションなのか。
世の中の膨大なブログのほとんどが、「著者不在」のものばかりだが・・・、「日記」とは本来公開しないもので、「個人を特定する要素」を書かないことがセオリーであろうが、そんな中にあってこのブログはかなり「要素が偏っていて」オープンである。ゆえに彼は実像である。
(読者)