2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

たてもの園

東京都小金井市(小金井公園内)に、「江戸東京たてもの園」という屋外博物館がある。東京都が1993年、江戸東京博物館の分館として建設したもので、「現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建築物を移築、復元、保存し、文化遺産として次代に継承するこ…

脱桜井京介

年甲斐もなく卓球にアツイです。 食堂のテーブルは「台」にしてしまおうかと(その位広ければの話ですが・・、)の勢いです。一週間「世界卓球」を観戦し、今日も近所の中学生に相手をして頂き、「真似事」をしてしまいました。「今夜は決勝です」中国強いで…

定期演奏会

たまには「音楽」です。「KOFU WEST HIGH-SCHOOL REGULAR CONCERT」 先日、「近所の設計事務所」の所長さんから招待券を頂いたので、今日は教授らスタッフとともに「ブラスバンド観賞」と洒落込むことになりました。(もちろん高校生観賞ではありません。・…

「木の家」

新築の木造住宅は、夜中に「ピシっ」と音がすることがある。(夜中は静かだから、)これは木材の乾燥収縮で、製材により空気に触れた面が、急激に乾燥し始めることや、建物の荷重により、曲げや圧縮によって生じる「きしみ」音である。木材は伐採された後も…

「旅日記」

インドシナの次は支那を通り越してまたインド賛歌ですか・・・、(物語りに酔いやすいので、 土産に買ってきたマサラティー(チャーイ)やカレー粉が切れて久しい。(そろそろ禁断症状が・・・、 日本の住まいを探求するために、アジア圏の建築を観て周るこ…

インド教

「なぜインドに惹かれるの」と問われるが答えはない。(・・・、 貧しくて(別の意味で日本より貧しくない)非能率的で、のろくさくて、不潔で、官僚的で、古い宗教が支配的なまでに在り過ぎる(あらゆる宗教が混在している)後進国そのもののような国なのだ…

風の誘い

インドへ誘われる本を見つけた。「風の誘い(茂市久美子著)」 「骨董通りの絨毯屋」から始まるこの物語りは、「遠い見知らぬ国」に憧れを抱いていた旅行会社勤務の主人公(彼女)が、ひょんなことからインドへ絨毯の買い付けに行くことになる。・・・彼女は…

卓球って

今日桜井さん先に帰りました。何してると思います。「卓球」ですよ。「信じられます?」(全然姿想像つきません)だってベーカー街の洋館アパートにでも住んでそうな、色白のロン髪で「スポーツ」なんて・・・、(失礼) いくら世界卓球が始まったからって、…

9坪で考える

雨。昨日より10℃程も気温が下がってしまった。せっかくアジア熱を患っていたのに、やはり旅の後遺症は1週間くらいで消えるようになっているんですね。 昨日の「お金を掛けない家」のつづきになりますが、常識的(≒物理的)に「小さく住む」ことが出来れば、…

お金がないから設計して

世の中、理不尽にも、いや不必要にも「お金持ち」という人はいるが、しかしほとんどの人間は「お金持ち」ではない。地球規模では1日1ドル以下で暮らす人々が人類の大半である。(何が云いたいのか・・・、 世の中には、お金がないから家づくりを設計者に丸…

アジア熱

暖かい。なんかヴェトナムの初夏と変わらないような陽気ですね。(・・・、 我が研究所は、環境省の地球温暖化防止対策モデル事業所の指定は受けていませんが、小泉さんのクールビズ以前から「衣替えのいらない」地域並みの「エコ生活」をしています。エアコ…

閑話休題

連休後、しばらく旅日記をしていたら五月もtwo-thirds過ぎてしまいました。 これは旅のプランなのか、ダイアリーなのか、フィクションなのか、記憶を辿っても、写し出される姿は曖昧でリアルさに欠け、云わばデジャヴのような再会した意識体が描き出した物語…

最終日

朝7時のバスで「始まりの地」へ戻る。同じように国境を越え、同じような環境の中、同じように欧米化されたバス(黒サングラスの疲れ知らずのご婦人方とCWニコルさん風なシルバー世代のバックパッカーに囲まれ)でホーチミンへ帰ってきました。一週間なにをし…

六日目

7時発、またバスでプノンペンまで6時間かけて戻ります。(・・・、) トンレサップ川からメコン川へスピードボートで、ヴェトナムのチャウドックを経由しカントーへ渡る方法もありましたが、予算的、時間的余裕がないので、同じ手段で引き返します。(芸がな…

五日目(後編)

午後は前回見ていない遺跡を訪ねます。(ツアーには含まれない物件です。 アンコール・トムの手前脇に「バクセイ・チャムクロン(鳥の舞う都)」という小さな遺跡があります。これはマヤかインカ風な勾配のきついピラミッドで、ラテライトの3段の基壇の上に…

五日目(前編)

今日もアンコール遺跡に朝が訪れる。(なにを黄昏ているのか・・・、 雨季といえども天気はよく暑いです。(連日35度以上ですが)盆地の夏生まれですので以外と平気です。今日はゆっくりアンコール遺跡を見学します。アンコール・ワットは西を向いているので…

四日目(後編)

4時。部屋の外から話し声が聞こえます。(日本語です)日本人だからってあえて挨拶しませんが、(話すと自己紹介等長くなりそうなので、(ネガティブなやっちゃな アンコール・ワットは明日にして街歩きです。街といってもヴェトナムと違ってしつこくバイク…

四日目(前編)

7時、セントラルマーケット近くのバス停から出発です。「Siem Reap」と表示された大型バスです。車内は今回も欧米化ですが・・、現地人らしき人も乗っています。七割程度の乗車でしょうか。 国道5号線をトンレサップ川に沿って北上します。ヴェトナムと道路…

三日目(後編)

突然雨の匂いとともにスコールです。空気が暗くなり、瞬く間に街の姿が飛沫でかすみます。この時期の雨は気温が上がり過ぎると冷却装置のように姿を現します。(いいお湿りです。30分ほどで上がりました。 一度休むとダルいですが、プノンペン滞在はとりあえ…

カンボジア入国

カンボジア側のゲートへ入りました。左側にイミグレーションオフィスがあるので、カウンターで入出国カードを記入し、パスポートを提出、チェックを受ければ「入国完了」です。(越えましたね。外ではバスも通関チェックを終え待機していました。乗客の中に…

三日目(前編)

4時起床。洗髪をし、頂いておいたフランスパン(ソフトバター付き)と手持ちのゼリー(プロテイン)で朝食を済ませ、荷物のパッキングです。宿泊料は払ってあるのでキー返却のみのチェックアウト。5時30分、三日目のスタートです。 バススタンドには既に欧米…

二日目(後編)

一人で公園にいてもなかなか休まりませんね。また歩きますか。 ホーチミンのショッピングストリートと呼ばれる「ドンコイ通り」に足を延ばします。別に買い物に興味はありませんが、その近くにイスラームのモスクがあると聞いていたので、日陰での休憩所を期…

二日目(前編)

二日目は市内散策ですが、通りへ出て歩き出すとすぐにバイクタクシーに捕まります。笑顔で挨拶しながら「ノーサンキュー」です。 ホーチミン市の観光ハイライトとも云える「ベンタイン市場」を冷やかします。(何も買いませんが、きれいなお姉さんと片言の日…

連休明けの旅

バックパッカーと云えば足で「国境越え」ですね。響きのいいインドシナを歩く計画を立ててみますか。 [日記小説] 直行便にてホーチミン着〔14:30〕空港から市内までは当然路線バスを利用します。3000ドン(≒20円)30分程です。 ホーチミンシティー(旧サイ…

ディエンビエンフーの戦い

ディエンビエンフー。この何か語呂の響きのよい地名は、ヴェトナム戦史の中で一つの転機となった、フランス植民軍とヴェトミン(ベトナム独立同盟軍)との最後の激戦地のことで、ハノイの西250km、ラオスとの国境付近にある多数民族の住む小さな町のことであ…

気温とともに

5月に入ってG.Wとともに季節が変わったようです。今年の日本は「春」がなかったように感じますが、いかがでしょうか。 東南アジアはそろそろ雨季に入り、気温も上昇の一途を辿ります。なにやら日本も「祝・仲間入り」した感があります。冬の間は「やっぱ…

貸借景

家を建てる場合、まず敷地に立ってどんな景色が広がっているか観察しましょう。(全く見たくない方の対処はここでは割愛しますが)遠景や緑ばかりではなく、隣りの建物の位置や「窓」の位置、もちろんお隣さんに緑溢れる庭などがあれば、これを借りない手は…

ガーデンデザイン様

植樹や種まき、ガーデニングのシーズンですね。 ガーデンやエクステリアのデザインは、大方は建物が出来ていて、その建物のイメージに沿ったデザインを提案されていることと思います。しかし、デザイン業務の中では「ココがこうであったら。や、このようにし…

展示住宅

G.Wなどの連休になると、普段は人出の少ない住宅展示場もイベント開催などで賑わいを見せている。 よくよく考えると(考えなくとも)住宅展示場なるもの不可思議な施設である。住まいとは、車などと違って「買ってくる(売買契約)」わけにはいかないもの…

細かい活字

G.W只中ですが、休みと云えば読書ですか。(暗、)いえいえ今年2010年は国民読書年だそうで、素直に・・・、ですので普段読む機会がなかった「重い」内容のものを選んでみました。(G.Wと全くつながりを感じませんが、(・・・、 『悪魔の飽食』・・・オカ…