五日目(前編)

今日もアンコール遺跡に朝が訪れる。(なにを黄昏ているのか・・・、
雨季といえども天気はよく暑いです。(連日35度以上ですが)盆地の夏生まれですので以外と平気です。今日はゆっくりアンコール遺跡を見学します。アンコール・ワットは西を向いているので、午後のほうが「見栄え」が良いのですが、ツアー客の混む時間を避け午前中に伺います。
最初の仕事は「足」の確保です。「モトー・ドップ(バイクタクシー)」ですね。(やけくそ)カンボジア人は英語の分からない人も多く、(だからって僕が英語を話せる訳ではないのだが)交渉し難いタイプも多い。ある程度年配の男性のほうが人柄がよいらしい。・・・結局一日貸切で10$とした。(タウ・オンコー・ヴォアット・ムオイ・タガイ・タライ・ポンマーン?)
街の中心部から北へ3kmほど、アンコール遺跡群の料金所があり、ここでチケットを購入する。顔写真を撮り、一日券20$(外国人のみ)「めちゃ高、現地公務員の月収並みやん」(じつはほとんど遺跡の修復保全費用です。)
さらに北上する。前方に広大な濠(1辺1.5km)が見えてくる。その遥か中央に砲弾型の5基の「とうもろこし」。二度目となるが・・・「やつは朝日を浴び、洗礼を受けたように光りを放っていた。」(そう見えた)また来たよ。
突き当たりを左へ折れ、濠に沿って進み、そのまた突き当たりを今度は右折。アンコール・ワットの正面側へ出る。ここは観光バス、タクシー、バイクなど観光客で溢れています。(自然と高揚してきます)
「チュオップ・クニア・マオン・ドッムオイ(11時に会いましょう)」とドライバーと別れ、参道の橋へ向かいます。係り員のチケットチェックを受けると、ナーガ(蛇神)の欄干が続く。濠を渡るだけでも200mあります。アンコール・ワットの「見え方(塔が消えたりする)」については、ガイドブックなどに詳細がありますので割愛しますが、前回ツアーの際は寺院の中央からではなく、左の回廊から入ったため、今一つこの「見え方」を実感することが出来なかったのです。今日は参道から真っ直ぐに進み、西塔門テラスから入ります。(なるほど)・・・詳細は自分の目で確かめて下さい。
・・・たっぷり自己流に鑑賞し、ドライバーと再会。ランチを一緒に取ることにしました。(もちろんおごります)参道正面には屋台や食堂が立ち並んでいます。彼はドクさんといって、家は農家ですがこちらのほうがお金になるので、畑は家族にまかせて働いているそうです。屋台で「ソムロー・カリー(ココナツチキンカレー)」とフランスパンを頂きました。(またカレーって?カレーなら中らないんですよ。(自己暗示)
(午後の日記はまた明日。(アンコール・ワットについては1月8日と2月5日も記述あり。