500人食堂

シェムリアップの中心街、王様の別荘から程近く、有名な高級ホテル「ラ・レジデンスダンコール」の向かいに、「アンコール・モンディアル」という大型のレストランがある。いかにもな「アジアン・リゾート感」たっぷりのバフェスタイルで、500席を有している。(完全に外国人ツアー客向けである)ダークな木造のディテールと照度を落とした灯りで、洒落たクメール・インテリアをつくっている。メニューはクメール料理全般から中華、タイ料理で、アラカルトからビュッフェスタイル、セットメニューがある。夜は「アプサラダンス」のショーがステージで行われる。
このような食堂には「バックパッカー」は来ることはない「はず」である。しかし「ガイド」に捕まってしまった僕は、500人の外国人の中、日本人を代表してただ一人席へ付くことになったのです。(・・・。)シェムリアップアンコール・ワットの見学地として、日本のツアー客も多く滞在しているはずであるが、今宵はたまたま「一点」でした。
その外国人ですが、「口数が多いので」中国、韓国のお客様かと思ってしましたが、聞く所によると、それを上回る数のヴェトナム人のツアー客が占めているとのことでした。(全員が披露宴のような長〜いテーブル席です)ところが、しかしというか、やはりというか「ステージ前のS席(4人掛けのテーブル)」は、全て欧米人でリザーブされているのです。(やはり西洋人は上客なのでしょうか)そんな中、「独り参加」の僕は、ポツンと残っていた「ステージ袖席」です。(脇見席ではありますが、欧米人の仲間入りです。・・何ステイタス感じてんだよ。
料理はおいしく、ツアー客御用達の高級レストランとはいえ、ショー込み食べ放題で10ドルです。(僕の計画予算では高いですが、(バイキングは楽ですね。食べたいものをチョイスするだけなので、オーダーに悩む必要もありません。
(そ〜は云っても、「独り」で来るところではなかった・・・。