一日先生

今日は他校(作業療法学科)への二度目の出張(アシスタントですが)でした。今日は講義というより実習で、車椅子の移動範囲やスロープの勾配計測、階段の寸法計測と高齢者負荷をかけての昇降、片麻痺状態でのトイレ体験など校内の施設を利用しながらの講習であった。故意なのか校名の割りに各施設が標準外の寸法になっていることを生徒が気づくことになる。意図は不明だが公共施設への設計態度が「作業」になっていると感じるいい例である。大方、数をこなしている設計者は要求室を揃えるだけの流れ作業的なデザインをするようだ。手摺りなど付いていればいいのである。器具メーカーの標準設置寸法すら確認していないのか?(そのくらい忙しい仕事をしてみたいものである)設計者としての参加である僕は、このような施設にこのような「結果」でよいのかと問われるんですよ。公共施設を設計するあなた!真摯な仕事を頼みますよ。(今日はきれいなお姉さん、欠席でしたね。
(おまえこそ真摯な仕事なのか?