遺跡説明会

近所で2年程まえから「発掘」が行われていた・・・。
新設道路が「遺跡調査区域」にあたるため、工事に先立ち「調査」が行われてきたものである。先行区間は調査を終え、既に「路盤」になっているが、現在の調査区域で「掘っ立て柱遺跡」が見つかったため、埋め戻す前に近隣住民への説明会となった。(文化財冊子編集委員のため自主的参加ではない。(・・・、
直径30cm程であろう柱を要した建築物(掘っ立て構造)の、柱の埋め込み穴が発見された。3間×4間や、3間×3間などの間取りが、5棟分配置されていた。周辺の出土品やつくりから「平安期」のものと推定されるが、建物用途は定かではない。(角状円孔のため寺院類建築とも云えなくもない)近くに「清白寺(1415年創建)」や「連方屋敷(同時代)」などが散在していることから、この地がそれ以前からある程度勢力のある人物や、集落があったのではないかと、このローカルな地にロマンのある説明がなされていました。(「遺跡」とはいえ、「穴」だけでした。(当たり前です。だから「遺った跡」と云うのです。(なるほど、
普段は気にも留めませんが、「地面の下」には「過去」が眠っているのですね。
(草の花粉に襲われ、「秋の花粉症」感染です。(「初日」は重いです・・・、