風呂の日だね・・

「六、二六」で露天風呂の日などとラジオ番組では朝から語呂合わせの記念日を吹聴し、視聴者へ投稿のテーマを限定していた。(平和だ・・
露天風呂といえば思い出すのは、昔独り旅で行った・・たしか秋田だったと思うが、乳頭温泉郷という鄙びた山里に埋もれるように散在していた温泉地かな・・。名の通り乳白色の硫黄泉で、裏山からとくとくと沸く湯が樋を伝わり、滝のように吐水していた。(これぞ露天と思ったもの・・
宿の名は鶴の湯といういかにもな銭湯風の名前で、館は古い木造の校舎の如く、お誂え向き過ぎるような古き良き時代の湯治宿そのものだった。その黒光りする板の間で頂く囲炉裏を囲んでのきりたんぽ鍋も、壁に貼られた矢口高雄釣りキチ三平の作者)のサイン色紙も、タイムスリップしたかのように思い出せます。(帰ってからも硫黄臭かったな〜
じつは温泉好きです。しかも要件は山間の鄙びた環境で、歩くとギシギシ音を立てるような古い木造妖怪旅館があるところ、もちろん露天風呂で。泉質は硫黄のような不透明泉ならさらに良し。温泉は海より山だね。(・・・。こんな趣味では女性のお供は望めませんね・・。
(漢字で書くと何か事件でも起こりそうな日ですな〜