実家の修繕

以前から「そろそろ屋根の塗り替えをしないと」と昨年からまた一年たってしまい、今年こそはと今日は暑さも穏やかになったので、ようやく重い腰を上げることにしました。・・とはいっても一度に出来ることではなく、まずは屋根面の清掃・下地処理からです。
実家はS瓦(スパニッシュ瓦)葺きの2階屋ですが、一部(増築前の古い部分)が平屋(台所)となっており、そこがトタン屋根(瓦棒葺き)で20年程前に一度塗装したような状態でした。これが既に赤サビが浮き、色も褪せ、耐久性に難があることから塗り替えることにしたのです。(色は既存と同じダークブラウン)
初日の今日はサンドペーパーでサビや汚れ、付着物を落とします。永年の風雨により瓦棒を覆う鉄板の嵌合部分には砂や埃が詰まり、サビ以外の粉末物が大量に屋根の上に現れる始末でした。お陰でマスクを着用していたものの、鼻はずるずる。(これは異物の侵入に排除命令を出すためのアレルギーですね)秋の花粉症です。赤い粉末まみれになって午前の作業が終了。午後は補修としてシーリング処理(防水剤注入)です。(何か所か屋根面に穴が開いていた)作業を始めると他の部分も気になるもので、昨年の地震の影響なのか、外壁の誘発目地部分のクラック(ひび割れ)が大きく開いている箇所が数か所あり、ここもシーリングを行いました。(本日の作業終了)
屋根は今後何日かの雨で粉塵などが流されることを期待(台風も一度くらいなら被災もよし)し、次回作業(塗装)を計画します。
(こちらメンテナンスもやります建築設計事務所