半沢的考察

今年の流行語大賞にノミネートされそうな台詞を吐く主人公の名前をタイトルにしたドラマが驚異的な視聴率を記録して幕を閉じた。
僕もブービー回と最終回のみの参加で記録更新に貢献した。上司に媚びを売らず、家庭に仕事を持ち込まない人間離れした正義の味方が巨大企業の膿み出しと父親の敵打ちに奔走する。久し振りの痛快劇であったが、最後のシーン・・配属先の決定には賛否両論あったようだ。しかし常識的にも喧嘩両成敗、先のない灰汁を飼い殺しにして、出過ぎた前途ある才能を外へ旅をさせる。会社として当然の行いで何の意外性も存在しない。もちろん原作に従ったことにもあるが、番組制作者側からしても「続編」につなげられる策でもあった訳だ。
井の中の蛙ではなく、外から眺めてこそ真の世界の姿が分かるというもの。地位や名声など捨ててさあ外へ出よう。
(お金や甘いものに屈しない・・かっこいいな〜