ルネサンス発祥の地

本日は桜井が出張のため、AZUSAが報告いたします。
現在、研究室ではフィレンツェルネサンスの建築及び、芸術家との関わりについての調査を行っております。
『14世紀に至るまで、建築・芸術双方において主導権をにぎることのなかったフィレンツェですが、ピサやシエナの大聖堂建立に触発され、これを凌ぐ聖堂が必要であると、ドゥオーモ(大聖堂)の建設が国家プロジェクトとなってゆきます。これに並行してメディチ家が台頭し、一族のシンボル(建築)を富国の象徴として各地に建設してゆきました。フィレンツェ復活のため、新しい都市づくりに幾多の傑出した芸術家を起用し、究極の芸術活動である建築に彼らの術を存分に発揮させました。この再生・復活を意味した革新的芸術活動を後に「ルネッサンス」と呼ぶようになります。ミケランジェロを始めとする多くの芸術家がフィレンツェを舞台としたのも、「人間性の尊重・個性の解放」を謳ったそんな社会環境が整っていたからのようです。彼らの遺産は500年以上も輝き続け、今でも街全体が美術館のようです。当然のごとくこの「街並み」は世界遺産に登録されています。』
以上が調査対象についてです。
(視察研修はいつですか〜