外流し工事

研究室棟の外に、水撒きや洗車のための立水栓(凍結防止止水栓付き)があるが、「流し」がないのだ。(新築住宅でもよく見かける未工事部分)しかし、散水栓として使う分には特に支障はないのだが、ホースを使わずその場で水を出すと跳ね返って具合が悪い。また雑巾を濯いだり、大根を洗ったり?するにはやはり「流し台(受け皿)」が必要との事から、「外流し」を完成させることにした。
樹脂等で出来た市販の「外流しパン」は、金魚鉢みたいでセンスがない。ここは最近の手洗いカウンターの如く、「焼き物の鉢」を使うのが「ガーデニング流」である。ホームセンターに行けば、直径30cm以上の大型の陶器やテラコッタの鉢が安く(1,000円程から)売られている(ベトナム製が多い)ので、「場」の雰囲気に合わせてセレクトするのが良い。
鉢は排水口(パイプ)の上に載せるので、レンガ等を敷き、鉢をかさ上げします。しかしほとんどの場合、立水栓と排水口までの距離が短く、鉢の底穴と合わない(鉢が置けない)ので「位置」を変更しなければならなくなる。周囲が舗装されていない場合は良いが、舗装されて位置変更が出来ない場合は、排水の立ち上がりパイプに「エルボ(90°曲がったパイプ)」を取り付け、立ち上がりをクランクさせて「距離を延ばす」必要が生じてくる。その場合でも元々排水パイプの口径が大きいと、エルボを付けてクランクさせると高さが増し、「レンガの高さ」を超えてしまうので、レンガを二段以上積まなくてはならず、これまた具合が悪い。(鉢の位置が高くなると倒れやすくなるし、見た目も悪い)そんなときは、排水口を地面より少々上(2〜3cm)で切断し、口径の小さな塩ビパイプ(もちろん鉢の底穴よりも大きいもの)のクランクや、ジャバラホースをその中へ落とし込むのが良い。元々「外」なので、少々水が漏れても差し支えないからである。(ガーデニングDIYですね、、
(エクステリアデザインもお任せください。・・・。