BWV244

マタイ受難曲」は、新約聖書の四つの福音書の中の「マタイ伝」に作曲されたものである。
神の子であるイエスが十字架上で処刑された「受難」は、あまねく人々の罪を御子が一身に引き受けてくれたことであり、その深い愛によって人々は真に救われるというのが、キリスト教の本質的な考え方だが、その「受難」に基づいて作曲された音楽作品が「受難曲」である。
なぜまた「マタイ受難曲」なのか。・・・もちろん「ふかえり」が歌っていたからである。(・・・。)もともと「CD」を持っていました。「ロンドンベスト100」J.S.バッハマタイ受難曲シカゴ交響楽団/指揮:サー・ゲオルグショルティ
「ふかえり」が歌っていたのは、第10曲のアリア「懺悔と悔悟は」で、2本のフルートの伴奏に乗って、アルトが深い情感のこもったアリアを歌う。耳にというよりは、直接魂にに触れてくるような音声で、ベタニアの塗油と云われる場面である。歌詞は、
「ざんげと悔悟は、罪の心を二つに裂き、わが涙のしたたりは、汝に香わしき香油とならん、まことなるイエスよ。」と訳されています。
「趣味はなんですか?」、「オンガクをきくこと」
(物語りの中の音楽は「聞きながら」がいいですよ。「マタイ受難曲」は通して合唱曲で心が洗われます。次は「メサイア」にします。