領土問題

領土問題は定期的な紛争のタネになるが、そもそも「だれのものか」を決めること自体が愚かです。(地球は排他的経済水域のために大陸移動している訳ではありません。
1945年を境に日本人が姿を消したエトロフ島を例にとれば、これは日本のものでも、ロシアのものでもありません。あえてだれのものかと云えば、「先住民のもの」というのが正しい。何れの国も侵略者にすぎません。ニヴフ人や、ギリヤーク人、アイヌ民族などが、サハリンや北海道から移住してきました。しかしその者たちでさえ、ある時を起点にして先に辿りついたにすぎません。コロンブスも同じことです。発見する以前から先住民はいました。(だから発見ではない。
「国」なんて、たまたまそこに居た人たちが仲間をつくって「囲い」を決めただけなのに、言葉や色が違うだけで、他人になってしまうんですね。(全く人は弱いものです。(神も愚かなな動物を創造なさったものだ・・・。
「昔から我が国固有の領土」なんてだれが決めたのか。(土地なんて全て地球から借りていると思えば済むこと、「所有」することがいかに愚かなことか判らないんでしょうか。
(領土問題は経済水域の決め方に問題がある訳ですね。