不便な電気

昨日から冬のような冷え込みになり、「節電中」の東日本に対して「お天道様」も随分酷な仕打ちをするものですな。当然「暖房」をするので、確実に電力不足が加速します。「計画停電」を実行中にもかかわらず、昨日と比べて大幅に使用量が増えているようです。今宵は「絶対量が不足(大停電)」の事態になりかねません。
なにか「市民の生活などクソくらえとばかりの共産国」のような「明かりの貧しい国」になってきました。(・・・。(今まで「電気を使い過ぎる生活」をしていたのですね。
しかし電気というものは不便なエネルギーですね。「貯めておくことができない」って。
このような非常事態に備えて「国内の半分の発電所(例えば西日本だけ)」で、「国全体をまかなえる発電量」を確保出来ていれば、「半分破壊(例えば東日本が)」されても、電力が不足する事態を避けられるだろうと考えがちだが、この電気は貯めておけないという特徴から、普段から「二倍の発電(半分の発電所で国内分)」をしても半分は余ってしまい、「使い道がない」ということになる。つまり「電気は使う分しかつくれない」というのが宿命で、安易に沢山つくっておけばいいというエネルギーではないのである。(電気考えたの誰?
(そろそろ計画停電になります。