夜の灯り

計画停電中は、「他のグループ(停電していない地域)」へ移動し、カフェで「夜の灯り」を楽しんでいました。
「人間」明かりが落ちると、こんなにも気が休まり、落ち着けることを改めて知ることになったと思います。(人は本来、夜は「休む」生き物であるということです。明るいというだけで、「活動」してしまうのですね)・・・その暗い中の小さな灯りは、心にゆとりを持たせ、眠りへと導いてゆく作用がありそうです。
この度の「計画停電」という災害プロジェクトは、皮肉にも「暗さゆえの美しさ」を発見させてくれました。日本の暮らしは明るすぎます。欧州では、「非常時でなくても」夜は正しく暗いのです。(夜ですから)日本の夜が美しくないのは、「夜でも昼の明かりをほしがること」です。夜なのに「昼光色」が蔓延しているので、「灯り」になっていないからです。
停電により「ろうそく」を点けたことと思います。この火の灯りこそが「夜の灯り」で、「闇の中の明るさ」をつくりだし、人の心を鎮め、夜を美しくさせるのです。(いや〜暗い世界って本当にいいものですね。それではまたご一緒しましょう。(古い映画かww
(・・・。自然と眠くなります。