台風一過

今日は朝から「足元の悪い」中、「日本の表玄関」と同じ地名に建つ住宅の「瑕疵担保保障のための現場審査の立会い」のため現場へ向かった。ときどき洗車機のような横殴りの雨粒が飛び交うと、台風が近づきつつあることを認識するが、幸いなことにこの地はいつも災害は「肩すかし」である。
さすがにお昼近くになると豪雨と呼ぶに相応しい様相を呈してきたが、街中の人の動きはいたって平常で、メディアの伝える被災は常に「他人事」のようでもあった。こんな日「外仕事」の人たちは仕事にならないため、ここぞとばかりにデシベルの高いアミューズメントホールへ消えて行き、連絡はとれなくなる。逆に在宅勤務の先生方は不要な問い合わせがなくなり、仕事がはかどるらしい。
それぞれの普段を変える大型の台風も今回は速度を速め、晩餐前には「他県」へと姿を移してしまった。「吹き返し」もなく、ただ地図の上を記号が通過しただけのようなニュースだった。
(しかし・・・古傷の雨漏りが・・、