水の思い出

タイの洪水は衰えを見せないようですが、隣国カンボジアでも被害で出ているようですね。トンレサップ湖が拡大し、付近の住民250人余りが犠牲になったとか・・。思い出すのは昨年プノンペンに着いた日のこと。キリングフィールドからの帰り雨に見舞われ、乗っていたトゥクトゥクが水没寸前になったことです。客車の床下スレスレまで水に浸かり、バイクはエンスト。(・・どないすんねん?)何とかエンジンはスタートしたものの、土砂降りの中、宿まで帰るのがやっとでした。
もともと水はけの良い道路状況ではないため、大雨が降るとすぐに街は冠水してしまうのです。夕暮れ、泥水の中サンダル姿でデニムをまくり上げて、食料の買い出しに出かけたのがずいぶん昔のことのようです。それゆえ最近のニュース映像でみるタイの姿には何か親近感を覚えるのです。
まだ雨季が明けきらない昨年の晩秋、ベトナム入り初日から雨に祟られた旅でした。「歩き方」もよれよれに・・・。