竹の積算・・

年明け早々に、小正月行事の「どんど焼き」に使用する「お小屋(お籠屋とも云う)」作りがある。地元設計者の出番という訳ですが、平面サイズ1.2m×1.5m、高さが1.8mの大きな犬小屋程の家作りです。これに使う「竹」、近くの竹林から採集するのですが、元口10㎝程のものが何本必要でしょうか?
積算してみましょう。1mの柱(φ10㎝)が4本、1.5mの棟柱(φ10㎝)が2本、1.8mの棟木(φ9㎝)が1本、1.5mの柱繋ぎ(φ9㎝)が3本(四つ割で使用)、1.8mの柱繋ぎ(φ9㎝)が3本(四つ割で使用)、2mの棟飾り芯材(φ5㎝)が1本、1mの間柱(φ6㎝)が3本、2mの母屋(φ6㎝)が4本(四つ割で使用)、1.2mの垂木(φ6㎝)が4本(四つ割で使用)、1.5mの筋違い(φ4.5㎝)が2本(二つ割で使用)。以上を集計すると、7m程の竹「7本」が必要になります。これに壁や屋根材となる「わら」が25〜30輪、結びのシュロ縄2束、化粧材となる杉の小枝(葉)が適宜・・
(今回は景気付けに秘策があります。でも教えてあげない。