「雨降って地固まる」

雨の結婚式などによく使われる言葉で、変わり事の後はかえって足元が安定し、事態が落ち着くという意味ですね。
明日「地鎮祭」がありますので、土地の神様への鎮めを行うには相応しい天候になりそうです。が、実際雨の現場は、土はぬかるみ、足元は不安定で、「事始め」としては精神的にポジティブさを欠きます。神事を行うにもテントや傘の中では、神が降りてきそうもありません。(・・。)
表向きには土地は乾いて水分が飛んだ方が土は固くなるように思いますが、この言葉にはしっかり科学的な根拠があります。雨が降ると、空隙だったところに塵や粒子の小さな粘性土が入り込み、「締固め」という工事が行われます。結果的に固くなるのです。乾燥続きの硬い土地は表面的に過ぎず、荒れた土はじつはもろいのです。
(今日はニイタカヤマノボレヒトフタマルハチ記念日・・・明日天気になあれ!