法隆寺を歩く・・

法隆寺は世界最古の木造建築として「世界遺産」に登録されている。しかし、現在僕らが目にしている法隆寺は7世紀後半から8世紀初頭にかけて「再建」されたものであり、それが分かったのは1939年になってからのことに過ぎない。しかも聖徳太子による創建から「再建」に至るまでの100年間は、仏教が日本に浸透するのと並行して、王朝内部で激しい権力闘争が繰り広げられた時期でもあった。(それはそれは陰惨な連続殺人事件が・・、)この宗教という世界観から建築をみると、法隆寺は大陸仏教やヒンドゥー教などのインド建築にもそのルーツがありそうである。「法隆寺」を読んでインドへ行き、インド建築を見たら法隆寺という訳で・・・
(まず・・法隆寺を歩いてみましょうか・・。