年度末の本

23年度が終わり、仕事も一段落。ま〜一段落では困るのだが・・。
久しぶりにミステリの春?もやってきそうです。手始めは読み忘れていた島田荘司氏の「魔神の遊戯」。たしか癲癇患者の画家の出てくる物語だったはずだが、巨人の仕業かと思われる陰惨な事件を舞台に、人間の不思議な能力などの脳科学的な奥の深いストーリーで、御手洗のウプサラ大教授時代もののなかでも一つの雄と思われる作品。リベルタスの寓話やネジ式ザゼツキーなどとともに重ねて読みたくなるある意味ジャンルの曖昧なミステリでもある。
日記にレビューなど書いても意味はないが、新年度までの束の間・・脳に癒しの刺激になればと・・。
(そうですよね教授!