旅立ち

祖母の葬儀が終わった。
伴侶を亡くして四半世紀、最後まで現役だった祖母も永い娑婆の修行を終え、旅の途へついた。
全くの健康で病気もせずに「我が道を行く」タイプだったが、最後は入院(拘束)という苦を享けることとなった。幸いともいえるのは短い入院だったことと、暖かい春を迎えるまで生きたことだった。偶然にも旅立ちの日が伴侶の命日となり、再会しやすい日を選んだような心憎ささえ感じさせる最後だった。(祖父は待ちくたびれてないだろうか・・。ご冥福をお祈りいたします。
(合掌。