旧約聖書

とうとう聖書まで手を出した。
島田荘司氏の「魔神の遊戯」を二度読みすると、ブロック体の「手記」が気になった。〜ぼくは旧約聖書の世界が好きだ。いつだってぼくは、このファンタジーに浸ってすごしている。〜から始まる記録文。「出エジプト記」の世界を描いた部分だが、脚色されているので読みやすい。本編の「魔神(巨人)」などは「本作」には出てこないのだが、その違いを調べたくなり以前より書架にあった聖書を手に取ってみた・・・。
聖書とはいわゆる宗教の経典などではなく、人類誕生の壮大なファンタジーとして読めそうで、有史来のあらゆる西洋文化の源となっている物語として、特に芸術分野での絡みは理解度を上げる意味でもその魅力は大きい。
辞書のような膨大な頁は一夕では読めないが、少しずつ進んでみようと思う。
(三日坊主にならなければよいが・・。