絵画教室

夏休みが近づくとデザイン事務所から絵画教室へと様変わり・・。
小学校中学校の夏休みというのは「絵の宿題」が多いらしい。毎年この時期になると、近所のガキではなく、お子様方(の親)から「宿題のネタ」の相談が寄せられることがある。(・・何かデザインを取り違えているらしい(・・。)いえいえ地元還元。地域の皆様のお声は貴重なご意見です。
それはともかく、なぜこのような事態になるのかははっきりしています。絵は絵でも「児童画」という分野はデザインが勝負だからです。児童画は絵の具の塗り方など、表現の技術面の優劣は全くといって不要な世界で、テーマに対する的を得たネタ。すなわち大胆で元気さを感じる「答え」が描かれているかどうかだけで勝負が決まる分野と云えます。ゆえにこのネタやテーマに対する答えをデザイン事務所に相談という訳です。
夏休みの宿題とは云え、校外入賞でもすれば壇上に立てますし、内申書にも有利に働きます。「少しでも優位に」は親心といえますね。技術面を教えるでないところが頼みやすいところでもあり、お金を取れないところでもあります(・・。)
夏休みが始まります。偏った個人的なデザインで良ければご案内いたします。
(絵の世界は現実には厳しく、アイディアより審査員の個人趣味や、コネクションがないとも云えず、答えなどない宝クジのような世界でもあります。