水曜の夜はガストで遅い夕食を

そもそも集まりのきっかけになったのは、「最終目標はUFOをつくること」と話す人がいるよという振れこみがあり、その自称カテゴリストのB氏による「範疇論科学」と呼ばれる一言では説明出来ない、どちらかと云えば自己完結的で受け売りの多い研究論説(失礼)をファミレスでセルフドリンクでも飲みながら聞いてみようという事から始まったような記憶がある。(それ以前からそこでお茶してたようではあるが)
初期メンバーは6名程だったと思うが、最初は各自が何をしている輩から知らぬ訳で、実はそれぞれかなり灰汁や偏りのある人物ばかりであると知ったのはしばらく後の事である。先のB氏を始め、その奥方ではないようだがなぜかB氏の車に同乗してくるミステリアスなLさん。B氏の活動を表向きは讃えてこの席を振れこんでいたA嬢、愛国党のような日の丸を付けたワゴン車に乗る少なからず右寄りなF氏、と僕が加わわるが、正直6人目が曖昧である。というのが常に入れ替わりが激しく、風来坊的小柄なイケメン兄ちゃんのK氏はその後姿を現さなくなり、ご主人との確執から当初範疇論を食い入るように聞いていたKさんは2期メンバーであったと記憶する。有名人のサインと女性宣教師好きのR氏も少し遅れてのレギュラーだったはずで、その席にいたのは誰であったのかは既に謎である。その後常に飛び入り参加者を加え、ほぼ毎週続いて行くことになるが、席での話題は少々アンダーグラウンドなネタが多く、熱くなるに従いトーンも上がるので、ファミレスと云えども近所迷惑な怪しい団体にとリストアップされそうな集まりであった・・。/つづかないよ。
(そんな姿から会の名称を「水曜の怪」と呼んでしまったのは実は桜井です。