たまには建築の話・・

「おことわり」この日記は、物語りの中に生きる人物(桜井京介)が仮想世界(パラレルワールド)での日々の意識をつづったものです。フィクションですので、書き手自身の現実世界の動きとは一切関係がありません。(少しばかりリンクすることは・・ないこともない。

週明けコンクリ打ちがありますが、まだまだ暑いので気合いのいる工程です。品質管理の点では難易度が高く、出来れば避けたい季節ですが、そうも云ってられません。職人さんの意気込みの有無が仕上がりを左右します。(手間を惜しまないことです)コンクリートは型枠に流し込めば終わりではありません。出来るだけ固練りのものを使い、流れ難さは手間で補います。打ち終わって時間をおくと、内部に残った空気が遊離水とともに浮かび上がってきます。ここで再度表面を叩いて残留気泡の排出を手助けします。この作業をするかしないでコンクリートの品質に差が出るのです。気温が高いとさらに流れ難い、乾き易い(結晶化が進む前に水和反応が止まってしまう)で条件がさらに悪くなります。施工管理と工事監理に気合いがいる訳です。(気合いだ〜!リーオ、リーオ・・
(だから「プシッ」が旨いんですけどね〜