防災の日も過ぎて・・

未だに関東大震災の日を防災の日にしてるのも何だが、ここのところ首都圏大地震を懸念する番組が続いていた。時が進むにつれ災害が巨大化していくところをみると、いくら耐震基準などを整えてもダメなときはダメだ。まして津波などは核シェルタークラスの土木構造物でもない限り、手の施しようがない。過密化し過ぎてしまった都心はもはや避難など不可能だ。
おもちゃのように流れていた家を見ると建築が虚しくなる。未来を見据えて借金をし、快適な暮らしを願って頭を使い、汗と時間をかけて造った家が一瞬で消えるからだ。(・・・。徒然草の世界のように住まいとは仮暮らしでよかったのか・・。Co2をたくさん排出して造った快適な住まい程、その際のリスクは計り知れない。災害が巨大化するのは地球からの警鐘なのか・・。人は地球での仮暮らしをしているのだから・・やはりスローライフな生活が正しい生き方なのか。快適を追及すればするほど地球は暑くなり、断熱戦争にも終わりがない。地球での生き方も自分次第、仕様は自分で決めればいい。一部の考えで出来た基準などに従って無駄な買い物はせず、身の丈でつくればいい。地球にやさしいという言葉をあまり聞かなくなった。エコそのものも流行りだからだ。周りに左右されず自分流に生きればいい。
(家は我流でいい。