この時期熱くなるのは・・

領土問題だからではありません。9月18日は中国にとってはアメリカのパールハーバーと同じく、「この日を忘れない」日だからです。「柳条湖事件」です。1931年9月18日夜南満州鉄道が爆破され、これを民国(中国)の仕業に仕立てた関東軍日本陸軍)の謀略事件のあった日で、これが火付けとなり満州事変が勃発、その後の太平洋戦争までつづく中国にとって悪夢のような時代への幕開けとなった日だからです。
このような記憶のある時期を前にして我が国が「国有化」したとあれば、それは火に油を注ぐようなもの・・は止む負えなかったかもしれません。
報道を耳にするとなにやら日中戦争再開かのような勢いすら感じますが、そんなことはありません。大使館前に3千人・・、合計数万人規模のデモ・・。数字ばかり大きいですが、12億の中国ではこれほんの一部の人たちです。悪政下の中国、日頃の不満をぶつけて皆で騒ぐには、「抗日」が都合が良いのです。対政府ではすぐに政治犯として逮捕されてしまうので、敵を日本にすり替えている訳です。映像をよく見て下さい。笑顔も見えますよ。敵がだれであれ破壊行為はうっぷん晴らしになります。それにまた乗りただ熱くなっているだけのようには見えませんか・・・、その証拠に行為が人に向いてませんよ。(中国政府が傍観するのは、自国民を敵にまわしたくないからです。
(・・・そんなこと云わずこちらも熱くなろうぜ!