アイルランドのおじさん

昨日東京電力のおじさんが日本を発ちました。聞くところによると一月近く北欧を旅するとのこと。(・・・。電気料金の値上げが決定したお陰で臨時ボーナスでも出たのでしょうか?さすがにそんな事はないでしょうが、余裕のある身分には違いありませんね・・。)北欧といってもノーベル賞の授賞式が開かれる国ではなく、英国の隣にあるアイルランドだそうです。アイルランドといえば「巨人伝説」が浮かびますが、ミステリにも描かれる不思議な伝説の多い未知なる国というイメージがあります。巨人伝説はウェールズ地方に残るアーサー王のことで、身長4〜5m程あったと云われます。その土手道として石柱が林立するエリアは、奇景として世界遺産にも登録されていますね。またこの地方には様々な奇石や用途不明な遺跡が点在していて、巨人でないと使用できないようなものがあります。人間のサイズではない巨大な階段のある構造物などは様々な仮説が生まれましたが、極地ゆえの特異な気象現象を利用した「絶景装置」はとても興味深いです。(地上に逆さに造られた構造物が、蜃気楼により通常の姿に浮いて見えるというもの。つまり階段などではない・・など)
この荒涼なる丘の続く世界には不思議な伝説がいっぱいです。強い風の吹く日には巨人の声が聞こえるかもしれません。伝統のあるこの国の古い人からすると、日本人などまだまだ未開地の者と判断され、ホテル利用の仕方(ドアの開け方)などをこと細かく教えてくれるのだとか・・。良くとれば非常に親切ともいえますが。
(おじさん、原発の国の中心から来たことは隠して楽しんできて下さいね。