スタジオ計画

クライアントの造りたいものと、デザイナーの創りたいものが一致したとき、これが最もモチベーションが上がる訳で、良いものが期待できます。
年が明け、桃の命の膨らみと共にスタジオの計画が始まった。夏と冬で姿をかえる建築。桃から始まる食文化の提案と、人と人とのつながりを模索する研究所。出来るだけ工業製品を使わず、素材の風味と自然環境を体感できる快適さだけを追求しない建築。建設だけを外注し、仕上げの塗装などはクライアント自ら行うことで愛着とメンテナンスを理解する。木の空間がつくりだすあらゆる和みを誘発させ、一つの世界がつくれたら・・。
(プランを模索する時間こそがデザインと云えるのでしょうか。