基礎形式を変更します

計画が進むにつれ規模と設備が大きくなり、もはや仮設建築の範囲を超えてしまったため、木杭を使った基礎を諦めて、コンクリートを使用することにします。土壌や環境への考慮から、この企画には出来るだけ木を使用した建築を目指す考えでしたが、耐震性や耐久性を欠いてまで要求される仕様ではないはずです。また現実問題、サイズの大きい丸太杭を大量に打ち込むことは、施工性の面でも合理的ではありませんね。コンクリートは土木的で人工的な姿ではありますが、基礎としては見た目にも強さがあります。使い方によっては木以上にカタチの良い建築を生み出すことが期待出来ます。コスト的には増額になりそうですが、安心を提案させて頂きます。
(自然と夢は大きくなりますよね。