大工仕事・・

無性に大工仕事がしたくなり、(以前学部の廃止に伴う教材の払い下げで頂いた大工道具が手元に増えたことも要因ではあるが・・)図面引いて数量を拾い出し、材料を買い揃えたのは先週・・。
友人から設計をたのまれていた「展示会出展用ブース(ディスプレイ台)セット」。絵を描いているうちに自ら作りたくなり、職権乱用&不法介在&蛇足の如く工事を始めてしまった。花粉・黄砂・午後2時半(もしかしてPM2.5の事?)シーズン真っ只中、研究室は「木粉」だらけ・・。(枯草熱にもなる訳だ)
採寸通りに切断するため、丸ノコは使わず手間はかかるが手ノコを使用。全てのビス位置に予め下穴を開け、組み立てはインパクトドライバで一気に。中抜きなどはノミで落とし、不陸調整や平滑仕上げは鉋を使用するが、今回この鉋ほど威力を発揮した道具はない。木は本来ほとんどが捻じれなどがあり、また手ノコの引き癖で垂直さに欠けた材など、寸法通りに裁断しても、「矩がとれない(直角でない)」場合や凹凸が多々発生する。これらの手直しに便利な道具が鉋だったのだ。今更の感動でもあった。何れも作ることは描くことより楽しく、ものづくりはやはり自ら作ってこそ・・かもしれないと改めて・・。(重いガラクタであった万力も重宝した。
(桜井ものづくり塾