材料入荷・・

桃の秘密基地の木材料(第一便)が大工さんの作業場に到着しました。普段住宅の現場に搬入されるのはプレカットといって、製材工場で機械カットされたものですが、今回は大工さんの「手刻み」ですので、荒製材されたままの状態です。大工さんにとっても材料の入荷は仕事始めの儀式のようで、テンションが上がるときではないでしょうか。これから仕口(しぐち)や継手(つぎて)など、木と木の繋ぎ部分の伝統スタイルをノコやノミで加工する訳で、持前の大工技能が試される訳です。材料に気合いと心が入り愛着が生まれるはずです。やはり木造建築は木を刻むことから始めるのが本来の姿ではないでしょうか・・。

なんか後光が射してる?紫外線か・・
(ノミで木を落とすのが妙に美しいと思うデザイン事務所