冠水養生・・

土間コンクリートを打設した。先端の根入れ深さが足りず、根伐りと型枠工事を手直ししたため本日となった。打設時の作業は未確認であったが、表面的には良く押さえてあるように見えた。作業員からは打つ前から「誘発目地」の提案をされたが、ひび割れの発生を当たり前のように懸念するのではなく、大きな面積ではないのでひび割れなど発生させないつもりで工事に臨んでもらいたいところ。コンクリートは本来適切な打設と正しい養生を行えば、ひび割れなど起きないものだ。(巨大な面積になると作業が物理的に難しくなるだけ)ひび割れないコンクリートにするためには表面を強化させる作業(タンピングやコテ押さえ)を十分に行い、「乾燥させない」ことが要件です。乾燥させないことが長期に渡り水和反応を起こさせ、強いコンクリートとなるのです。必要強度は4週程で発現しますが、湿潤状態が続けばその後もゆっくりですが強度は上昇を続けます。そんな訳で、まず明日までは水を張り冠水状態を保つこととしました。明日以降は水分を含ませたシートを張り、作業に支障がない限り竣工まで養生を続けます。

(土間内に給水管が立上っているので、明日まで開栓しておきます。(水道代が・・