「二重らせん階段のある家」建築主求む!

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 建築主募集!
応募条件:日本国内に10m×10m以上かつ36坪以上の土地(平坦)を所有(借地可但し地主の承諾要)

  • 建物概要:木造3階建て・延床面積約60坪(多数部分を階段が占める)
  • プラン概要:寝室(プライベートリビング)約16帖、ゲストルーム(約8帖)×2、LDK、展望浴室(3F)
  • 建設費:3600万円〜
  • 設計費:300万円
  • 設計者:桜井京介

問い合わせ:当ブログコメントまで
 

インド日記つづき(まだ2月15日だよ)

15時15分、インド人の家庭におじゃまし、チャーイを頂きます。ある程度上流家庭の雰囲気のある住まいです。調度品も揃い大型液晶テレビもあります。過去来た日本人旅行者との語らいの写真も額入りで壁に飾られていました。
おばあさんが出てきて枝豆のパコーラー(野菜にマサラで味付けした天ぷら)を出してくれました。お茶菓子という訳です。しばらくしてチャーイが出てきましたが、日本で飲むミルクティーのようでちょいと今ひとつな味です。またガイド不在で家の人の紹介もないので、会話が生まれずお茶を楽しむ状況ではなかったのは残念でした。(ツアーとしては不備を感じました)後の予定が支えているので早々に切り上げます。ごちそうさまでした。・・
この後、相方が希望していたインド式リラクゼーション「アーユルヴェーダー」を受ける予定でしたが時間的余裕がなくなり、キャンセルすることになりました。やはり一日市内観光の日に二つのオプションを入れることは元々無理のようでした。(相方はクレームを付けるようでしたが)
本日最終見学地になります。クトゥブ・ミーナールです。デリー市内から南へ15km、ここもツアーコースお決まりの場所らしく観光客がいっぱいです。70mを越す塔が目玉だが、元100m程あったが飛行機事故で短くなったという話は無根らしく、ガイドブックまで書かれてあるがそういう事実はないらしい。実際修復したような不自然な形跡はないように見える。(仕上げ材の補修跡はある)塔といっても細い丸棒を束にしたような松明、あるいはトーチのような鍔(つば)のある(これがバルコニーなのだが)かなりテーパーの効いたパースペクティブな塔である。
塔の脇にあるのが破壊したヒンドゥー寺院の石材を用いて造られたインド初のモスク、クワットゥル・イスラーム・マスジットがある。そのため所々にガネーシャ像などが残っている。中庭の中央には高さ7m程、記念碑のような鉄柱が立っている。この鉄柱はグプタ朝時代(4世紀)に建てられたとされるが、未だに錆びた感じがない。何かの影響があるのだろうか。
周辺にはこれら数種の遺跡が点在し、レンガ色の石を円筒形に積み上げた巨大なお墓(ストゥーパ?)や、クメール遺跡を彷彿とさせる文字彫刻の美しい列柱建築もあり見ごたえ十分だが、塔に登れないのは何とも残念です。階段好きな僕は、塔=螺旋階段であり、塔とは登ってこそ価値があるというもの(変かな?)ちなみにミーナールとはミナレットと同意語で塔という意味です。クトゥブ・ミーナールとその建造物郡は1993年世界遺産に登録されました。
17時20分、チェックアウト後のホテルへ帰ってきました。今夜は車中泊で入浴が出来ないためシャワーを借りることにしましたが、結局提供時間が短く相方のみ利用しました。インドへ来たわけですから毎日風呂に入らなくても全く構いませんが。
18時30分、ホテル近くのレストランで南インド料理を食べます。ビルヤーニー(香辛料を効かせた炊き込みご飯)を注文、ベジタブル系のためただの黄色いサフランチャーハンみたいだった。ピリ辛のチキンでも入ってると良いのですが。その他は定番のカレー、あんかけ風なものを豆と米の粉を焼いたもので巻いた厚手のクレープのようなものも出ました。(これは名前を聞かなかった)食中り防止にインド人がつまむもの、ハッカの実?と粒砂糖。ちょっとキツイ味だ。
初日が終わりました。ところがこの後、インドの一日がまだ終わっていないことを強烈に体感することになります。駅へ向います。・・・