やはり筋肉痛・・・、

100mは14.08s、(やはり14秒は切れなかった・・、)幅跳びは4.00m(小学生以来経験がない、これが限度です)
リレーにも出場することに・・現場調達の即席チームなので結果は無残でしたが。
今朝待っていたのは筋肉痛、いきなり走る訳ですから当たり前?ですが、とほほです。

インド日記つづき

視界に慣れたころ車が止まった。近くにホテル?ここからは車が入れないようなので歩くらしい。通りから路地へ入る。牛の糞やら生ゴミが散乱している。僕のスーツケースは引き手がないからポーターが手に提げて運んでくれる。良かった。ゴロを引かれたら糞など避けてくれそうにない。まるでベネチアを彷彿させるような見通しの効かない石の壁に囲まれた小道だ。右へ左へ何度か折れ、いきなり牛が現れたり、犬が固まって寝ていたり、バイクが触るように追い越したり、幅が1.5m程、サモーサーを揚げる鉄鍋の脇を通ったりと、小さな生活がぎゅうっと詰まった道というより通路だ。どこを通ったか忘れてしまいそうな「記憶の蓄積に乏しい世界」に疲れてきた頃、ようやくホテルの裏口?に着いた。
「裏の玄関ですか?」
「ここがフロントです」・・?もう一度外へ出て壁を見上げる。「AJAY GUESTHOUSE」
「ほぅ、ゲストハウスじゃん!」バックパッカー御用達の安宿(ナイス!)もしかしてサプライズ?旅行社より聞いていたホテルではない。
「ぜんぜんOKよ、部屋見せて」段差のある薄暗い通路を進むと強い光で視界がフラッシュする。
「お〜ガンジス!」
「おいおいガンガー見下ろしのリバーヴュー?」
「まじ〜、タンキュー、タンキュー、ベリマッチ!」(インド人風な発音で)
これは予想外でした。街中のホテルと思っていた僕らは、ガート上に切り立つようにして建つゲストハウスに感激です。ここは古い寺院を改修したもののようです。(ん〜いい感じだ!)
(ガートとは沐浴をするために河岸に造られた広めの階段です)
しかもバルコニー付きの部屋、階はフロントと同じ二階だが、ガートからは四階程の高さになり、バルコニーからは怖いくらいです。
強い陽射しに広がるガンジスの雄大な水面が夢のように輝いています。薄暗い小道を来たためその効果は絶大です。いつから自分達がこの河沿いの街へ入り込んだのか、どこでもドアのような気分です。いきなりガンガー上空にいる訳ですからこれはサプライズですよ!
「この部屋OK、OK」即チェック。・・まだ準備が出来ていない?なるほど通常のチェックイン時間にはなっていないようでした。すぐに用意してくれるということでフロントで待つことに。
机いっぱい程の宿帳に名前を書き、改めてワクワクしてきました。安いツアーなのにリヴァービューのゲストハウスに泊まれるとは。(実際、宿泊費はホテルより安いですが)
後で分かるが様々なレベルにある部屋や、隣接のホテルに連絡しているなど迷宮のようです。
チェックイン後、ランチを屋上にあるサンライズというレストランで取ることになりました。このレストラン、檻のようなのです。というのはこの辺り猿が徘徊しており、いたずら防止に網のようなフェンスに囲まれているのです。人間が檻に入ったようです。しかもここもリバーヴュー。広いバルコニーがあり、ガンガーを一望出来ます。風も光も愛さんさんと。バカンス度も最高です。
贅沢な環境の中でのランチタイムです。メニューはと言いますと豆カレー、チキンカリー、チーズカリー、チャパティー(フスマ入りの小麦粉を薄く焼いたものでナンより軽い)とライスのインディアンスタイルです。これはターリー(大皿)といってインドの定食です。大きな皿に米飯やチャパティーの主食と、ダール(何種かのカレー)、アチャール(漬け物)、ダヒー(ヨーグルト)などを盛り合わせて食べる方法で、どこで食べてもだいたいこれが食事の基本のようです。(南インドではこれをミールスと呼び、わんこそばのように食べると次々にお替りを放り込んでくれるところが違うらしいが)
この雰囲気にはまり込んだ僕はいよいよ手掴みです。もうここへ来たら「インド式」です。手で食べるというのは指でその食材を楽しむということです。とても楽しむところまでは行きませんが、なぜか美味しいのです。相方も「インドへ残っていいよ!」、ガイドも「インド人になれますよ」。なぜかうれしい自分がいます。(ますます感じるインド)ガンジスのほとりベナレス、最高のインドです。・・・