石垣島

友人から残暑見舞いが届いた。なんと石垣島からである。(正統なバカンスですな〜)インドなら馬鹿んすになりかねませんが・・・、
瓦葺きの平屋の家が多いんだろうな・・縁側から上がるような板敷きの住まい・・アジアリゾートにも通じる南国の香り・・優ちゃんでも出てくると最高なんだけど・・足を延ばして台湾まで行きたいですな。
本土も温暖化?でほとんど熱帯地方になりつつある昨今、住まいの仕様前線も南下して行くのでしょう。
溜息とCo2は増えるばかり、まだまだニライカナイは遠いようです・・・。

インド日記つづき

迷宮の商店街を通りゲストハウスへ戻りました。ガイドの提案でヒンドゥーの祭典「プージャー」を鑑賞することになり、5ドルのアドリブオプショナルツアーへ申し込みです。ゲストハウスを出てガート側へ降りる道は途中暗闇の階段となります。(暗闇坂か?)通称「泥棒の道」と呼ばれているそうで道なのか、建物の中なのか分からない通路です。階段を抜けるとガートへと続く大階段です。目の前にガンガーです。階段が水中へと沈んでいます。足元に水です。(これが飲むと下痢をするという全てを含んだ水か〜)《そんな事はありません》(本当?)月夜を映した黒い液体が沖へと揺れていました。18時50分、ボートに乗り込み川下へ向います。
華やかにライトアップされたステージが見えてきました。ダサーシュワメード・ガートです。赤や緑の傘型の電飾が並び、照明に照らされたガートには夥しい数の観客が座っています。ステージには五人の若者、派手な橙色の僧衣をまとった祈りの騎士達です。
蝋台を手に焔を操っています。イケメンが並びます。ロン髪もいます。(ゲスト出演してやろうか)祈りの歌が流れ、焔と祈りのパフォーマンスで観客を沸かせます。無数の舟がステージ前に停泊し、客席を形作っています。水面から見るようにステージが造られています。背景に崖のように立ち上がる古い寺院やゲストハウスも大道具としてセットの役を演じています。環境だけでも見事です。何をしても絵になる世界です。夢のようなガンジスの夜が更けていきます。
フィナーレは掛け声と共に観客が一つになり合唱しました。意味は分かりませんが高揚します。舟が一つ、二つと減り、黒味を増した水面をラナ・マハル・ガートまで戻りました。
帰還途中寄り道です。細い路地内で目をつけておいた洋品店をひやかしてみます。インドではめずらしい女性店員と思ったら中国の方でした。「ニーハオ!」インド価格らしいリーズナブルな品が並んでいました。(こういうお店ですよ!ガイドさ〜ん)Tシャツを始め、インドの庶民的な衣装からバッグなどがところ狭しと積んであります。みやげになるものを何点か選びました。相方も相変わらず大量購入で値引き交渉をしています。電卓を交互にやり取りし、お願いのポーズをお互い繰り返しています。まったくこのパワーには頭が下がります。30分以上やっていたでしょうか。(・・・、)そろそろメシ喰いましょう。
21時10分、明かりの消えた「檻」に帰ってきました。閉店時間だから消えているのではなく、虫がテーブルに集まらないようにらしいのだ。(ここはも〜夏か)
ベトナム戦争映画にでも出てそうなアメリカ人数人がビールを手に入室して来た。いかにものデブもいる。(おめーら小さい時からチョコばかり喰うからだよ。インド人見習えよ!)
暗がりの中、いつものインディアンスタイルの食事をしました。(これがいい!)
既に酔い始めたアメリカ兄ちゃんが「一緒に飲まねーか」と誘ってきた。素直に「ドンライク・アルコホル!」と言って断った。多少気持ちの疲れも出ていたし、明日は早朝よりガンガーの沐浴を見学するので早寝することにしたのだ。
ササッとシャワーを浴び、三日目にしてようやく小指の先程の糞も出た。(出たにはならんが)多目に水を飲み、列車の中で飲み水として頂いたマンゴージュースを飲み干しおやすみです。既に相方は爆睡中です。(相変わらず日本時間で行動しているようです)・・・