癒しの時間

旅の疲れを癒すにはやはりスパがいい。インドシナエステリゾートのメッカでもある。カンボジアはマイノリティーなイメージがあるが、シェムリアップのホテルはグレードが高い。中でもソフィテル・ロイアル・アンコールの「アンコール・スパ」は十分ミシュランクラスといっていい。きれいなお姉さんは当然のこと「笑顔」「テク」「さーびす(交渉次第?)」は申し分ない。男性でも全裸で(ベトナムではトランクスを履かされたが)施術してくれます。
(これがいい。後でチップをね!

インド日記つづき

前方に小高い山が見えてきました。町の砦です。砂岩の原石を豊富に含むブツブツデコボコした山肌です。岩山を切り開いて造られた緩やかに上昇する町への進入路です。
13時00分、ジャイプルの町へ入ってきました。朝7時に出発し、途中見学と休憩に二時間引かれますので都合四時間かかったことになります。さすがに空腹です。ガイドさんの提案、今日は即席ランチの定番、ファストフードの王様、マクドナルドです。「おっいーねー!」街の中心には必ずあるというマックですが、インドでもシェアは高いようです。なにせ首都デリーだけでも500軒近くあるそうです。お馴染みの黄色と赤を基調としたインテリア。内部の雰囲気も日本と似ています。
ほとんど若者ばかりで外国人が目立ちます。違う点と言えば店員が全て男性ということでしょうか。でもこれはマックに限ったことではありません。インドでは外で働くのは男性と決まっているようで、特に接客業のような職業に女性が就くことは少ないそうです。(役所と近頃の都心部では変わりつつあるようですが)若いイケメン兄ちゃんがカウンターに並びます。
もう一つこれもインドでは当たり前ですが、牛肉、豚肉を食べないためチキンバーガーしかありません。その他ベジタブルバーガーやフィレオフィッシュもありましたが、メインはチキンです。日本で言うビッグマックにあたるやつもあります。その名も「マラハジャチキン」カレー風味のチキンパティがダブルで入っています。分厚い紫玉ネギも生のスライスで豪快です。これ結構いけます。
ポテト、コーラのセットもバリューセットではなく、正式な英語名「ミール・コンボ」です。「マハラジャチキンのミールコンボ」で十分通じます。コーラの水も気になりましたがミネラルウォーターで作られているようで味も変わりません。ポテトもほとんど同じ味です。
なんかインドで「マック」なんだかうれしいです。席に着くや斜め前方にたむろする現地の女子高生らしき女性方がなにやらこちらをチラチラ、あまり好意的な笑いではない様子。そんなに私の容姿が変ですか?インドでは茶髪のロン髪はあまり見かけませんし、男はかなり「男」してるやつが多いが。そんな中で女装趣味のようにも見えるマイケルジャクソンのような男は「変」かもしれない。考えすぎか?(見せもんじゃねーぞ)無視を通した。
これまでもだが、なぜか歩いていると常に視線を感じるのだ。グラサンしているので分かる。相手には分からないが目が合うのである。アメリカ人などはおばさんでもほとんどサングラスをかけているのにどうもアメリカ人より変に目立つらしい・・・。
14時00分、通りの中洲のようなところに建つ「ホテル・ニーラム」客室数56の三ツ星ホテル。建物周囲は赤土が埃のように積もった吹き溜まりのような砂地でゴミが散乱している。ゴミだめの街も相変わらずである。(ホテルの周りくらいきれいにしろよ!)
街も商店も無造作にカラフルな看板だらけで落ち着きがなく、目がチカチカしそうな造りで派手というよりゴミくずです。なんとなく寂れた感じが漂います。(風が吹き埃が舞えばなおさらです)アーグラよりずっと歴史の古い町ですが、その分発展もゆっくりのようです。・・・