メディチ家

フィレンツェとくればメディチ家でしょうか。
メディチ家は、ルネサンス期のイタリア・フィレンツェにおいて銀行家、政治家として台頭し、フィレンツェの実質的な支配者として君臨します。後にトスカーナ大公国の君主となった一族でもあります。その財力でボッティチェリレオナルド・ダ・ヴィンチミケランジェロなどの多数の芸術家をパトロンとして支援し、ルネサンスの文化を育てる上で大きな役割を果たしました。
メディチ」は「薬」という意味らしく、先祖は薬種問屋か医師ではないかと思うが、紋章も金地に数個の赤い球を配置してあり、フィレンツェの街ではよく目にします。(たぶん丸薬)
メディチ家は、ジョヴァンニ・ディ・ビッチの代に銀行業で成功し、息子コジモ(祖国の父)が政権を握り支配体制が確立します。3代目ピエロは病弱でしたが、反メディチ派を抑え込み、メディチ家の黄金時代を維持します。コジモの孫のロレンツォの代がフィレンツェの最盛期であり、「偉大なるロレンツォ(ロレンツォ・イル・マニーフィコ)」と呼ばれました。(これが超いい男!)「ホテル・ミラコスタのスイートにも同様な名がついていましたね」 (脱線、、、
栄華を誇ったメディチ家も1737年、第7代トスカーナ大公ジャン・ガストーネが後継者を残さず亡くなり、途絶えてしまいました。しかし、歴代の当主が集めた美術品はメディチ家最後の女性、アンナ・マリア・ルイーザの遺言により、現在、ウフィツィ美術館やピッティ宮殿に残され、またメディチ家の住まいや別荘、多数の建造物もフィレンツェに残されました。(ほっ
(英語のメディシンはメディチ家から来ているのかな・・・、BON JOVIのBAD MEDICINEでも聴こ