地球温暖「可」

「地球の温暖化を止めるためにCo2を削減しよう」はいまや常識中の常識ですが・・・、しかし本当にCo2の削減が温暖化を防げるのでしょうか?
たしかに地球が暖かくなっていることや、Co2が増加していることは事実のようです。調査記録によれば1960年から2005年までの45年間では平均気温が0.5度上昇し、Co2濃度は64ppm増えたそうですが。
大気中のCo2は毎年その30%程を陸や海と交換しているので、一旦大気中にたまってもそのまま残り続ける訳ではありません。逆に人間の排出したCo2が大気中に残るのは、年間排出量の70%程になります。前年分は70%の70%で49%、前々年の分は70%の70%の70%、つまり34.3%です。このように0.49+0.343+・・・と45年間分を合計すると、人間が毎年排出している量の2.33年分となります。ppmに換算するとわずか6ppmです。
45年間で増えたCo2、64ppmのうち人間によるものが6ppmとすると、残りの58ppmは自然原因です。増加分の大部分は自然現象ということになります。つまり人間がCo2排出削減をいくら努力しても、大気中のCo2濃度を減らすことにはならないということになりませんか。逆に「温暖化の原因はCo2増加によるものではない」とも云えませんか?
歴史をみても3000年程前の縄文時代は今よりずっと暑かったと云いますし、1万3000年前は氷河期で地球の三分の一は氷であったと云われています。地球の気候変動はこのくらいある訳ですから、今世紀の温暖化のみが人為的Co2増加が原因と云えるのでしょうか?
(発熱はウイルスと闘っているわけですから熱は無理に下げない。が今は常識なんですよね。