グラフィックデザイン

彼岸も明けましたが冷たい雨ですね。今日はアオイからの報告です。
設計事務所とはカタカナに変えればデザイン事務所なので、かたい仕事ばかりではなく、装丁や挿絵などのグラフィックの仕事も行っています。名刺などよく頼まれますが、今回は「お品書き」です。居酒屋のメニュー冊子をつくることになりました。(うちの所長、本業より好きみたいです。)
クライアントからはメニューの品目と価格などの記入内容の説明のみで、デザインや商品仕様などは一切おまかせです。
お店のイメージに合わせたフォントで品目をサイズ内で配置してみます。これは仕事がらCADソフトで行います。CADはエクセルやワードなどのようにデスクに「しばり」がないので、自由に書き込みが出来ます。(正直なところオフィス系のソフトが慣れないだけなのですが)メニュー紙面のデザインの次は、台紙の作成です。装丁の紙と台紙とメニュー印刷用の紙を選択します。(これがセンスを問われます)必要サイズに裁断して、台紙となるボール紙を覆うように装丁紙を貼り合わせます。(コーナーの「留め」の部分の納まりが仕事の良し悪しを表します)これが「デザイン」より頭を使う業務で、「私の仕事」となります。(・・・、)
デザインの仕事は目に見える「ハード(作成)」より「ソフト(構想)」に手間がかかる割りに(ない頭を捻るので?)、対価(デザインフィー)を得難い業務といえます。(デザインタイムは見えませんからね。
(最近所長も「スイーツ男子化」してきたので、仲間に入れてあげようと思います。